自分婚について

20170627071834-58783dc7955ee6d5cc948f94cf52a63ede2a85f0.jpg「自分婚」をご存じですか。

なんでも、ここ数年、アメリカで静かなトレンドになっており、日本でも徐々に増えているんだそうです。

字面から想像できるように、自分自身と結婚式を挙げることですね。

ウェディングドレスを身にまとい、友人等を集めて結婚式も行ないます。

そして、自分自身に指輪も送り、永遠の愛を誓う。

当然ながら、これは法律上の結婚ではありませんが、結婚によって得られる一定の「社会的認可」を目的としています。

アメリカ、そして、特に日本では、一定の年齢の独身女性には世の中はけっして温かくありません。

社会人として一人前に扱われないことがあり、そうでなくても、どうして結婚しないのかといった視線に曝されることが多いようです。

だから、「自分婚」をすることにより、周囲に対して覚悟を示すのでしょう。

自分婚を企画するウェディングプランナーも登場し、結婚式を受け付ける式場も増えてきているそうです。

しかし、どうでしょう。

私には「自分婚」をした女性を世間が温かく迎えてくれるとは思えません。

かえって変わり者の烙印を押されるんじゃないかなん。

また、将来、好きな男性が現れたらどうするのでしょう。

自分と離婚してから、結婚するのでしょうか。

それとも最初からなかったことにするのでしょうか。

だとするとこの儀式にはあまり意味があるとは思えないのですが。

では。