おかしな法律の世界

20170716060158-b81ca30d75242f27c013c15218309e44b8a8e726.jpgちょっと前のことですが、インターネットでこんなニュースがありました。

−フランス南西部にあるSarpourenx村の村長が、住民約260人に対し、墓地が満杯でこれ以上埋葬するスペースがないため、もしも死んだら罰を与えると通達した。

村役場に掲示された条例は「墓地に区画を保有していないのに埋葬を希望するすべての住民は、教区内で死亡することを禁じる。違反者は厳しく罰せられる」としている−

結構、話題になったようですからご存じの方も多いでしょう。しかし、面白いですね。

「死者に鞭打つな」とよくいいますが、実際に違反者が出たら、どのようにして逮捕したり、裁判にかけたりするんでしょう。

遺族が罪に問われるのかな。

参考までに書いておきますと、フランスではほとんどの場合、いまだに土葬なんですね。

だからこんな問題が起きます。

日本人から見るとおかしいと思うかも知れませんが、アメリカや他の欧米諸国でも大体、そうです。

火葬にするなんて言うと故人への畏敬の念がないのかなんて言われてと、野蛮人を扱いされることもあるくらいです。

ところで、世界にはこうした面白い法律が結構ありまして「世界一くだらない法律集」(デヴィッド・クロンビー著。ブルース・インターアクションズ発行)という本に沢山紹介されています。

たとえば、「象をパーキンイグメーターにつないだら車と同じ料金を払うこと」

それから、「隣人の口に放尿してはいけない」とか「ライオンを映画館に連れて行ってはならない」

「酔っぱらっていればカンガルーとのセックスが認められる」なんてのはちょっとひどいかな。

「燃えている建物の中で食事してはいけない」なんてのもあります。

断っておきますが、これらはすべて現在の生きている法律です。

実際に適用されるかどうかは別ですが。

ひょっとしたら日本にもこんな馬鹿げた法律があるかも知れませんね。

では。