告白もできない時代が来るのだろうか?(2)

20170827073716-8d11e4959bdef64d921d99fb4d0afe1658320461.jpg昨日の続きです。

続いて筆者の主張を紹介します。

「しない後悔より、する後悔」と、あたかもそれが正しいかのように言うが、それは100パーセント自分の都合である。

告白するまでは、赤の他人、知人程度だった二人も、どちらかが告白することで「告白した側/告白された側」の関係にはめ込まれてしまう。

それを暴力と感じる女性もいるのだ。

大人の告白には、「資格」がいる。

個人的な連絡先を交換し、何度もデートを重ね、お互いが親密の情を抱いて、信頼関係が築かれた後に「最後の念押し」という意味合いで告白する。

「付き合ってください」と頼むのではなく、「付き合おうか」と念押しするくらいの関係ではなければ、断られた時のリスクを回避することはできない。

つまり大人の告白とは、相手の気持ちの裏を取り、答え合わせするだけのものに過ぎないのである。

にもかかわらず、一部の男性はそうした途中の過程をすっ飛ばして、高リスクな告白をする。

それは、相手にもリスクを背負わせるということだ。

いずれにしても、大人の告白は「念押し」が基本であり、そこまでの関係に達していないで行う告白は、時に暴力として受け取られる。

そのことを頭の隅に置いて恋愛する、大人の心がけが必要になりそうだ。

とのことです。

もう少し続きます。

では。