飲み会でフライドポテト!?(追加)

20170812074140-7af75afbfb2f49e6abe7d2bb80c8225bf73fe540.jpg続きです。

昨日書いたソーシャルビジネス・プランナーは、「グローバル社会とは、本当に多種多様な文化や価値観を理解して付き合うということなので、上司と飲みに行ってフライドポテトにダメ出しされたからといって、いちいち反発しているようではグローバル社会では生きていけない」と主張します。

相手の価値観を理解するということは非常に重要なスキルで、時として大きな商談も左右することがある。

イスラム文化の人間と仕事する場合にはハラールに気を遣う必要があるし、インド人と会食する時に人形町の今半に招待していいかどうかは絶対に事前確認の必要がある等々

彼が若い頃に、ある女性経営者が、接待された相手に「社長は北原白秋がお好きなんですね」と言ったら、商談がうまくいき、億の金額の仕事を受注した瞬間を目撃したんだそうです。

また、知り合いのプロデューサーは「小室さんってアンディ・ウォーホールですよね」の一言でビッグビジネスを勝ち取ったとのこと。

だから「一流のビジネスパーソンには、教養が必要である」なんだそうです。

教養が必要であることに反対はしませんが、北原白秋やアンディ・ウォーホールなんて教養というほどの知識ではありません。

大体、彼の出した例はビジネス相手にお世辞を言っただけのことでしょう。

本当のこの程度のことで大きな契約が取れるのならビジネスなんて楽でいいですね。

また、自分の例として、「好きな韓国アーティストは誰だ?」と聞かれた時に常に「イ・スヨン」と答えることで、韓国人から大きな信頼を得ることができたとも書いています。

こんなのは単なる自慢でしかない。

要するに新入社員に得意そうに若いころの武勇伝を披露する上司と同じですね。

すでに書いたように、相手の価値観を理解しろと言うのなら、上司や先輩が新入社員や部下、後輩のことを理解すべきではないでしょうか。

では。