精神的にタフになる方法(2)

20171006075717-842aaa3d291372d2c22938fab97cc04b3e40aa20.jpg昨日の続きです。

誰でも良いところと悪いところの両面があります。

それを適切に評価し、自分を評価しないとレジリエンスは高まりません。

2 適応力

レジリエンスにおいては、精神的なしなやかさや柔軟性が重要です。

ストレスに対して、硬い盾で防御するのではなく、しなやかに避けたりはじいたりする方が有効なのです。

精神的に硬い人はむしろレジリエンスが低いと考えられます。

考え方が硬い、つまり柔軟性が低い性格は完璧主義やこだわりが強いという性格と言えます。

これは、自分を追い込んでしまいやすく、精神的にストレスを受けやすい性格です。

実際、真面目で責任感が強く、完璧主義の人はうつ病になりやすいと言われています。

人生には理不尽なことや自分の予定通りにはいかないことはたくさんあります。

その時、まぁ、仕方ないとあきらめたり、受け入れたりといった適応力を持てるの方がレジリエンスは高くなります。

もちろん、何でもすぐに諦めろということではありません。

自分なりに一生懸命がんばっても、思い通りにいかないことは諦めたり受け入れることも大切だということです。

まぁ人生、こんなこともあるだろう、と適度に楽観的に考えられる適応力は、レジリエンスを高めてくれます。

もう少し続きます。