差別的キャラクターの問題

20171004074314-20d3c92d1de8392cc90e91b466420c11791f687e.jpgテレビのある番組で、昔人気だったキャラクター「保毛尾田保毛男」が登場したことが世間で物議を醸しています。

「この時代にこんなことやるなんて信じられない」「すごく嫌な気持ちになる」「自分はこれで相当小学校時代イジメられました」等々。

現在では、「ホモ」という言葉は、男性同性愛者を侮蔑する際に使う差別用語だとされています。

そして、そのような差別意識が低かった昔ならいざしらず、性的少数者を尊重しようという時代には許されないという意見が噴出しました。

これに対して、テレビ局の社長は「視聴された方の中に不快の念をお持ちになった方がいたら大変遺憾なこと。謝罪をしないといけないなと思っております」と陳謝したんですね。

もちろん、これは過剰反応だとする意見も沢山あります。

「こんなことまで差別だと目くじらを立てるな」「だからテレビがつまらなくなる」等々。

私は、いわゆるLGBTの人たちがどうどうとカミングアウトできるようになったことは良いことだと思います。

しかし、あまりにもこうした差別表現や侮辱に敏感すぎるのではないでしょうか。

少なくともテレビではいわゆるゲイや女装家のタレント達は、平気でデブ、ブス、ハゲを笑いにします。

彼等は毒舌を売り物にしているところもありますからね。

しかし、自分たちが笑いの対象になることは我慢できないのに、他人の身体的特徴は嘲笑して平気というのは公平ではないでしょう。

本気で差別問題を解決しようとするのなら、誰であろうと一切差別用語を口にしない、そこまで徹底しないと。

では。