人の感情に巻き込まれないように(続き)

20171018081305-51f935387045badf350f74533c2bda2a1923c6f3.jpg昨日の続きです。

要するに同情とは負の感情です。

他人に同情することにより、自分自身も辛くなってしまう。

自分の気持ちなのか、相手の気持ちなのか、わからなくなっている。

相手の気持ちに巻き込まれている状態です。

巻き込まれると、自分では気づかないことが多いのですが、その気持ちが同調の結果として、自分の中に入ってきているのか、それとも自分の中の悲しみなのか、その区別がつきません。

とにかく悲しくなってしまうわけです。

では、同情を防ぐにはどうしたら良いのでしょう。

簡単に言うと、他人との適正な距離間隔を保つことです。

自分と相手は違うんだと思う。

共感は、相手の気持ちに単に同調することではありません。

まず第一に自分を尊重し、なおかつ相手の心をくみ取るスキルです。

これによって、お互いに心地よい対人距離を取ることができます。

繰り返しますが、同情では客観的に状況を把握することができず、当然、客観的なアドバイスもできません。

傷を舐め合うことはできますが。

お分かりだと思いますが、最終的に頼りになるのはやはり共感して、冷静なアドバイスをくれる人です。

そんな人になりましょう。

では。