消費税の話(続き)

昨日の続きです。

また、日本の若者たちは、政治家たちの言うことが不透明だから、愛国心が持てないと主張します。

しかし、愛国心とは何か代償を求めるものではないでしょう。

自分に得だから国を愛するのではない。

私は、国を愛するとは、まず、自分の義務を果たすことだと思っています。

税金を納め、投票に行き、法律を守ることです。

そして、できる範囲で国のためになることをする。

そんなに難しいことではないでしょう。

大体、彼らは、政治家を批判しながら、自分たちでは何もしません。

世の中に不満が多いのは、すべて他人のせいだと思っている。

文句を並べるだけです。

若者たちが言う、年寄りのためにお金を使いたくないは、弱者を切り捨てることを意味します。

非常に危険な考え方ですね。

それに、自分が将来同じ立場になることを考えていない。

それは良いとして、外国の人たちは、消費税の引き上げの時に、反対ならばなぜ暴動を起こさないか不思議がります。

そうなんですね。

日本の人たちは、文句は言いますが、投票に行かない、デモもしない、もちろん暴動なんてととんでもない。

言ってみれば、政治家にとって非常に操縦がしやすい羊の群れなんですね。

特に、若者たちは大人たちの食い物にされているのですが、それに気がつきもしません。

何度も言いますが、今の日本の若者たちの姿は大人の責任で、時間をかけてそういう方向に調教されたんでしょう。

若者たちだけを批判しても意味がないと言うことです。

では。