昨日の続きです。
親近感を深めるための、もう一つのテクニックとして、バックトラッキングというものがあります。
簡単にいうと、相手の言ったことを返す、つまり、「オウム返し」ですね。
注意すべきは、相手の使った言葉や表現をできるだけ使うのであって、相手の話した言葉をすべて同じように返すのではないことです。
具体的には、3つの方法があります。
まず、相手の話した事実を返す。
相手の話した感情を返す。
相手の話を要約して返す、ですね。
基本的には、相手の話している事実を反復するわけですが、話しの中で相手が自分の感情を表す言葉を発した際、例えば「悔しかったんですね」といった感じで感情表現を返すと、この人はわかってくれていると思って貰えます。
また、話しが長くなった場合は、話がひと段落ついた時に、話の内容を要約して返してもいいでしょう。
さらに、話す内容、しゃべり方、LINEやメールなどに「頻繁に出てくる単語」を真似て使うようにします。
単語以外にも、方言によるイントネーションや、独特の言い回しなども、それとなく真似してみてもいいでしょう。
ただし、揶揄していると思われる可能性がありますから、注意が必要ですが。
もう少し続きます。
では。
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