ごちそうさまは言ってはいけない!?

おもしろい記事をネットで見つけたので、取り上げてみます。

質問サイトの「教えて!goo」に「子供の頃に『ごちそうさま』はお店で使ってはいけないと母に教えられたが、最近はお店で使っている人が多く、いつ頃からそうなったのだろうか?」という質問が寄せられたのだそうです。

これに対するベストアンサーが「中高年だけれど、飲食店で『ごちそうさま』は言わないし言うつもりもない。他の客がそう言うのを聞いて抵抗感があり、むしろ不快に思う。客側が競って『いい客』であることを演技しているように感じる」です。

不思議な意見ですね。

店側であろうと、客側であろうと、相手に感謝の気持ちを伝えることが悪いわけがありません。

もちろん、不味かったり、サービスが悪かったら、言う必要はないでしょう。

反対に美味しかったり、気持ちの良いサービスを受けられたのなら、「ごちそうさま」だけではなく、「美味しかった」や「気分の良い時間を過ごせた」(表現はいろいろでしょうが)と言うべきですね。

高級レストランや日本料理店では、シェフや板前を呼んで、直接お礼を言うこともあります(チップを渡すこともある)。

何も良い客を装いたいからではありません。

要するに気にしすぎですね。

そう云えば、前にも書いたとがありますが、客にありがとうと言ったことがないなんてことを誇らしげに語るラーメン店の店主もいました。

何もそんなに肩肘張ることもないでしょうに。

サービスを提供する方も受けるほうも積極的にお礼の気持ちを伝えるようにすれば、世の中がもう少し良くなるかも知れませんね。

では。