今日も、昨日の文章にやや関係のある話を書きます。
#MeeToo運動は単なるセクハラ問題だけではなく、職業上の女性への差別も対象にしているようです。
やはりアメリカでもあるんですね。
特にハリウッドでは顕著で、最近の映画で主演男優に支払われた出演料が、主演女優の1500倍だったそうです。
さすがにこれはひどいかな。
そういえば私のブログでも前に取り上げたことがある若手の女優(アカデミー賞を獲っています)も男女間の収入格差について不満を訴えています。
ただし、彼女の一昨年の収入は昨年の収入は3400万ドル(35億円:推定)だったんですが。
それはいいとして、#MeeToo運動が日本では余り広がらないことについて、世界から取り残されるか、だから日本はグローバル化できないだとかの声があります。
しかし、実際には#MeeToo運動は、アメリカとせいぜいイギリスで騒いでいるだけでしょう。
下手をすると欧州でもほとんど通用しないかも知れません。
それを世界全体の潮流のように言うのはどうなんでしょう。
世界をうんぬんするのなら、東南アジア、アフリカ、中近東も考えないと。
特にイスラム圏ですね。
大体、日本では今でも女性禁制の場所が沢山ありますが、余り反対の声を聞きません。
たとえば、相撲の土俵の上とか、最近世界遺産になった沖ノ島とか、なぜ放置しておくのでしょう。
明らかな女性蔑視じゃないですか。
目立つ運動のしり馬に乗るのではなく、もっと身近なところからこつこつと女性差別をなくす努力をしていくべきではないでしょうか。
では。
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