なんでも奨学金を返せず、自己破産するケースが頻発しているんだそうです。
ネットニュースのいうことですから、頻発なんてのは盛っているんでしょうが、まったくない話ではないでしょうね。
紹介された例では、ある私立大の国際関係学部に通い、卒業して3年半。
奨学金を返せないので、自己破産するとのこと。
日本学生支援機構から借りた額は、入学金、授業料、通学費等で計800万円余。
毎月の返済額は4万円とかなり重い。
この人の現在の給料は手取りで20万円ですからね。
返還猶予を求めたものの、年収300万円以下の条件をわずかに超えている。
そしてあまり延滞すると、個人信用情報機関に名前が載ってしまう。
結局、彼は20年も返し続ける自信がなく、自己破産しました。
ただし、本人はそれでいいとして、借金はそれで消えるわけではありません。
連帯保証人の父親に請求が行きます。
そして、父親も余裕がないので、やはり自己破産。
なんでも祖父がいる場合は祖父にまで請求されることもあるとのことです。
ちょっ信じがたいですが、2人目の連帯保証人だったらありえるかな。
そうすると3代にわたる将棋倒し破産になりますね。
長くなるので、続きは明日。
では。
コメント