昨日の続きです。
もうひとつの面白いエピソードとしては、エルビス・プレスリーの「ハウンドドッグ」はもともと黒人女性シンガーのビッグ・ママ・ソーントンの曲だと強調していたことです。
このことは日本ではあまり知られていませんが、エルビスが書いたとされる曲の多くが金で買われたものなんだそうです。
昔は、著作権がかなりいい加減だったんですね。ジャズシンガーのニーナ・シモンが白人が黒人の歌まで盗むなと批判していたことを思い出しました。
それから、映画ではエディ・マーフィーがジェームス“サンダー”アーリーという人気歌手の役を演じています。
これはジェームス・ブラウンやウィルソン・ピケットといったソウル/R&Bシンガーからインスパイアされていると、ある解説には書いてありましたが、モデルは多分、リトル・リャード(「のっぽのサリー」等)でしょう。
劇中ではエディ・マーフィー自身が歌っているそうですが、あんな歌だったらリトル・リャードは成功できなかったでしょうね。
それはともかく、人気が落ち目になったアーリーが一発逆転を図ってなかなかいい歌を録音するんですが、昨日書いた敏腕マネージャーは歌にメッセージは要らないといって、発売させません。
そうなんですね。モータウンに限らず、昔の歌の歌詞はとにかくシンプルというか、ほとんど意味なんかありませんでした。こむつかしい歌はヒットしないと言われていましたから。
まあ、ベトナム戦争頃から変わっていくんですが。
それでがっかりしたアーリーは麻薬の打ちすぎで死んでしまいます。
昔は多かったんですね。麻薬の過剰摂取で死ぬミュージシャンが。特に、ロック系では本当に沢山の死人が出ています。
伝説的なロックミュージック映画「ウッドストック」をテレビで見た時に(映画館でも見ています)、出てくるミュージシャンというミュージシャンに麻薬の過剰摂取で死去とのテロップが出てきて驚いたことがあります。
有名どころだけ上げても、ジミー・ヘンドリックス、ジム・モリスン(パリで死んでいます)、ジャニス・ジョプリン。
ひどいものです。
最後はとりとめがなくなりましたが、これで終わりにします。
では。