録画しておいた「あるいは裏切りという名の犬」(2004年)というフランス映画を見ました。
なんかカッコ良いタイトルでしょう。
実は原題は「36 Quai des Orfevres」で直訳すれば「オルフェーヴル河岸36番地」、
パリ警視庁の住所なんですね。
誰がどういう理由で付けたのか知りませんが、なかなかのセンスです。
この映画は日本でも一部では話題になったようですが、なにぶんフランス映画は人気がありませんからねえ。
商業的には成功したとは言えないんじゃないかな。
主演はダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューです。
二人とも渋いですね。ドパルデューの方はアメリカ映画にも結構出ていますから知っている人も多いでしょう。
内容を簡単に紹介すると警察組織内の権力争いと裏切りの話です。
ハリウッド映画は犯罪ものであっても大抵は明るいですが、フランス映画には伝統的に何か暗さがあります。
フィルム・ノワールの伝統を受け継いでいるんでしょうね。
興味深いことにこの映画の監督は元警官で、ストーリーは実際にあった事件を基にしているそうです。
しかし、内容が内容ですから、いろんなところから(特に警視庁)文句が出なかったんでしょうか。
まあそれはいいとして、とにかく面白いので犯罪映画が好きな方は是非ご覧ください。
蛇足を書きますと、この「あるいは裏切りという名の犬」はハリウッドでリメイクされるそうです。
主演はロバート・デ・ニーロ(多分、プロデュースも)とジョージ・クルーニーです。
では。