最初に書いた通りこの映画の原題は「36 Quai des Orfevres」(「オルフェーヴル河岸36番地」)で、パリ警視庁の住所です。
より詳しく言えばセーヌ川に浮かぶシテ島の中ですね。
向かいにノートルダム寺院があり、右側がセーヌ川、左側がオテル・デュー(※)というパリ最古の病院です。
そして裏には最高裁判所もあり、観光的にも面白いところだと思います。
(※)直訳すれば神の館。オテルは英語ではホテルですが、もともとは館という意味です。昔は病院は教会に所属していることが多かったためにこのような名称が残っているわけです。
パリ警視庁にはわりと思い出があります。
といっても逮捕されたわけではないんですが。
驚くかも知れませんが、当時共稼ぎだった私達夫婦は警視庁の中に住んでいる電気技師の奥さんに子供を預けていたんです。
それで妻と私が毎日交代で警視庁まで子供を連れて行き、迎えに行ったわけです(私たちは歩いて5分のサンミシェル広場に住んでいました)。
そのために特別の通行証も貰いました。
警視庁の中で爆破事件があった時は焦りましたね。幸い、子供にはまったく影響はありませんでしたが。
しかし、そんな事件があった直後でも、私や奥さんが割と簡単に出入りできたのは不思議でした。
普通だったらものすごく警戒が厳しくなって、部外者は当分の間、入れないようにすると思うんですが。
まあ、私みたいに毎日のようには行かなくても、もともとパリ警視庁は滞在許可証の交付や更新をするところなので、わりと外国人にもなじみがあるところなんです。
まだまだこの辺りのことは書くことがありますが、時間がかかりますのでまたの機会に。
では。