いつも目の届くところにいないとうるさく詮索する夫。
持ち物に関して全てチェックする夫。
買ったものに関して、値段をしつこく聞く夫。
門限(夜8時など)を決めて、それを少しでも過ぎると激怒する夫。
とにかく束縛したがる夫・・・。
お互いに人生の良きパートナーとして生涯を一緒に過ごしたい相手が、こんな感じでは、ほとほと疲れます。
では、過干渉はなぜ起きるのでしょうか?
これは、自分も同じ過干渉な育てられ方をしたケースが多いです。
過干渉な母親に依存してきた子供は「見捨てられる不安」が強く、自分に自信が持てなくなります。
母親は自分の思い通りに子供をコントロールしようとして、子供の行動を制御します。
子供は、母親の言うとおりに行動しないと嫌われるという不安感を持ち続け、常に母親の顔色を伺って育ちます。
こうして育った人は、必要以上に相手を束縛し、見捨てられるのではないかという恐れから、妻をカゴの鳥のように扱ってしまうのです。
常に親が自分の領域にズカズカと入ってきていたので、うまく距離のとり方がわからず、同じように妻の領域にもズカズカと入ってきます。
夫婦とはいえ、保つべき距離感があるのです。
あくまでも、他人であり、入ってはいけない境界線があるのです。
過干渉が強くなるときは自信を失ってるときが多いようです。
リストラにあったり、仕事がうまくいかなかったり、定年退職したり・・・。
今まで家に居た妻が、急に生き生きと働き出した時、自分が置いていかれる感覚に襲われるのです。
束縛は依存願望の現われです。母親にいい子だと思われて互いに依存してきた自信を、妻に依存することで回復しようとしているのです。
もし、あなたが、夫の束縛に耐えて働きたいのに働けない、思ったように外にも出歩けない・・・という環境であったなら、それはあなたのせいではありません。
そのうちに、ひずみが大きくなり、爆発するときが遅かれ早かれくるでしょう。
そうなる前に、自分の気持ちの整理をして、少しでも対策を立てていきましょう。