アマゾン、インディオからの伝言:(南 研子著・ほんの木社)
2007-08-12
はいーこの月末には、江原さんを追いかけながら岩手青森秋田18きっぷの旅を敢行することと相成りまして、それではテーマを決めないということで、題しまして
「☆北東北デスティネーション☆JR東ジャパンで行く江原さんスピリチュアル・タイム鑑賞トラベル、
18チケットできっと移動は18アウアス以上はかかる鈍行停車ソウルトレイントラベラー、隣の人とは旅先コミュニケーション、でもひとりぼっちのときはしゃぁないから車内メディテーション…、
独身ステイはお得な青春ホステル・漫画カフェ、でもやっぱりお風呂はこだわり日帰り温泉サティスファクション…、
そして世界ヘリテージ白神マウンテンも巡る縄文文化イマジネーション、前世でもきっと北東北リンカネーション…?。」
という…ムリヤリな企画シミュレーション、さらにどうでもよいようなムダに長いネーミングで皆さんにご意見お伺いプレゼンテーション…ということで(^^;)、まぁ今から楽しみですねー(旅の間は一応しっかりと食事を取るようになることも(^^;))。
それで、実はチケットも予定人数あわず余ってしまったので、現在チャリティオークションにUPしておりますね。また今回も収益は全てプラン・ジャパンさんを通して、アフリカの子供たちの為に役立たせていただく予定です(^^)。
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…で、さて、この本ですが、著者の方はあの「ひょっこりひょうたん島」の美術スタッフだったりして、それからスティングの「アマゾンを守ろう」キャンペーンのボランティアからアマゾンに興味を持ち森林保護団体を設立した、という変わった経歴の方なのですが、
この本も森林保護という面からだけではなく、多面的にどうしてアマゾンの森が減って行っているのかを考察しているところが良いですよね。また原住民の方々と一緒に生活なさっていたので、その生活ぶりがことこまかに書かれていて大変為になりますね。
で、ここに取り上げるのはなぜかというと、インディオであるカヤポ族やその周辺の自然の豊かさもとても興味があったからですが、やはりスピリチュアルなことも若干書いてあったからですね。
94年のことだった、やはりカヤポ族のプカヌ集落を初めて訪れたとき、突然長老のベクイティが私に向かって「日本語でお前の言葉で大きな声で、なぜここに来たか話してくれ」と言い出し、驚いた。
が、きっとなにかわけがあるのだろうと、言われたとおりに大声で話し始めるとみな、じっとこちらを注目し、日本語がわからないにもかかわらずタイミングよくうなずく。このときばかりは誰の前で話すより緊張した。
長老曰く、「我々はお前が語っている言葉の波長を受け取ることができた。また、大きな声は嘘がつけない。」
これには参った。確かに言葉が通じてもたくさんの誤解や意思の疎通がうまくいかない場合もある。言葉の奥にある思いが、その人となりを顕在化し、いくら綺麗な言葉を並べても心が入っていないものは何の意味ももたない。
大切なことは行動を伴った生きている言葉だと、このとき学んだ。
…と、やはりこう波長によって意思が伝わるということを著者の南さんも身を持って体験したわけです。そしてどんどん部族に溶け込んでいくわけです。
アマゾンではトイレの問題も大きい。野糞がダメな人はジャングル暮らしは無理だ。…用をたしている真っ最中、突然一メートルもない距離にヘビが一匹、私の目の前を横切ろうとしている。こちらもとっさに動けず、思わず、
「私は怪しいものではありません。日本からインディオ支援に来た…」
と真剣に話してしまった。あまり大きなヘビではなかったが黙って去って行った。
このことをインディオの人に話すと、驚いて、「それはジャララカという猛毒のヘビで、これにかまれたらこの世の地獄を数分味わって死ぬよ。」と言われ身震いしたが、多分ジャララカは私の話をわかってくれたのだと思う。
とか、
(日本で)よく人に尋ねられる。
「アマゾンに行くときは何種類の予防注射をするんですか?」
「何もしていません。ジャングルに入る時、森の神様に病気になりませんようにってお願いするんです」
と答えると、みな半分あきれ顔になり、これ以上この話題は続かない。えらそうにいえないが今のところ、一度も具合が悪くなったことはない。霊的体験は多いがそれは病気とは違う。…
…と、まぁご本人も大分変わった方らしい、と言うのが垣間見れますね(^-^;)。また実際そうすると波長の法則、類は友を呼ぶで、さまざまな人に出会うわけです。
レオナルド・ポストから歩いて30分くらいのところに、カマユラ族の集落がある。…サパインという呪術師が本職の人もここにはいる。私はサパインの前に座っただけで、エネルギーの熱さにダラダラと汗が流れ出たのを覚えている。
「お前が、今日ここに来ることはジャングルの植物が教えてくれたから知っていたよ。」
と初っ端から言われた。このサパインはジャングルにある6千種の植物を見分けることができ、かつまた薬草とも会話が可能な術を持っているという。
ある時、彼に質問した。
「呪術師の修行は難しいの?」
「いやぁ、簡単なことさ。ひとりでジャングルに入り、心静かに座る。そうすると植物のほうから語りかけてくるのさ。
植物は人間の役に立ちたいといっているよ。例えば頭痛を治す薬がほしいなぁと思うと、ある草が『私を煎じて飲みなさい』というように、たくさんのことを教えるのさ。わしは、ただいわれたとおりにするだけさ。」
と言う、深い話だ。私もジャングルに何度か一人で入り、同じように試したが、まだ植物は語りかけてくれなかった。
と、あの須藤元気さんも多大なる影響を受けたという、文化人類学者カスタネダとドンファンさながらのお話を南さんも聞くわけですね。
ナイスという保護区でインディオを助ける医師の話はよりすごいですね。
(彼女は)90年にこのレオポルド・ポストに六ヶ月間滞在中、サンパウロで癌の為に床に伏している彼女の父親のことを憂いでいた。
呪術師サパインがこのことを察し、彼女に「今晩、寝る前に、鼻の穴と耳の入り口に、この芋汁をたらして寝なさい。私もお前についていくから心配しなくていいよ。」と言い、彼女はその通りにした。
夢と現の間のような感じで、彼女が気がつくと、サンパウロにある家の玄関に立っていた。
そして、隣にはニコニコしながらサパインもいる。戸をあけて中に入ると、父親がベッドに寝ているのが見えた。目の前まで行くと、
「よく帰ってきたね。でもあと半年は大丈夫だから、安心して仕事を続けなさい。」と言われた。後は覚えていない。
翌朝、目覚めて一部始終をサパインに話すと、「よかったね」といってくれたと言う。
…そしてお父さんは本人が言ったとおりに半年後にお亡くなりになったと言う事なのですね。まぁこのような現象は例の「離魂病」ではないですけれども、さまざまな方法で幽体離脱を誘発することはできるということですよね。でもそのコントロールはやはり難しく、さまざまな精霊さんの手助けなくては成り立たないようです。
と言うような感じで、この本のメインではないのですが、他にもさまざまなスピリチュアル体験をなさっていますね。南さんがこのようにインディオでの活動をはじめたというか、させられたのも、前世やガイドさん精霊さんのおかげも当然あると思いますよねー(^^)。
それで、去年には続編もでていて、こちらもとても興味深いのですが、
実際のアマゾンはスティングもこう言っているように
「いま、アマゾンの森は、一分間にフットボール場60個分の面積が消滅しています。先進国の豊かな暮らしを支える為です。
アマゾンの森はインディオにとって、私たちの学校であり図書館であり、スーパーマーケットであり生活全部です。
またアマゾンの森は地球上の酸素の三分の一を作っているところでもあり、私たちは恩恵を受けています。次の世代が安心して生きていける環境を残すことは私たちの責任です。ジャングル保全の為にはお金が必要です。どうか協力してください。」
と、なかなかシビアな状況にもう10年以上前からなっているわけですね。またインディオも部族や地区により貨幣経済やキリスト教やアルコールが入ってきてしまったが為に、それこそフィリピンのスラムの方々と同じような生活を強いられていると言う人々もいて、自殺者も増えているという地域もあるようです。
また南さんもこう書いてますね。
メイナク族には『自然』と言う言葉も『幸せ』と言う言葉もない。必要ないからだ。
アマゾンの自然以外の環境も、不幸せと言う感覚もわからない。メイナク族の暮らしはいたってシンプルで男女の役割分担がはっきりしている。
…女性たちは日中の暑いさなかで実に良く働く。たわいない話で笑い、この輪に加わるだけでほのぼのと嬉しくなる。
男は狩りに行ったり家作りをするが、それも毎日ではなく、ほとんどの時間はダラダラと男の家で時をつぶす。女と対照的に怠惰に映るが、私はここで大きな発見をした。
それは男たちがあまり働かない社会こそ平和で幸せだと言うことだった。
下手に男が頭を使い、理屈で築いた世界が現代の文明社会で、あらゆるゆがみが現象化しバランスがすこぶる悪い。
女は大地に腰をすえ、子を産み育て、直感的に物事を判断し、行動を起こしていく中で決断していく。これは物の道理にかない、誤りが少ない。
男は女の手の内でロマンを追い求め、少年のような心を失わずに生きてほしい。いまや、女性性が求められる時代だと思う。
異論を唱える人も入るだろうが、一度、世界中の優秀な女性たちに主権を握らせてみてはどうだろうか。少なくとも今の世界よりはよっぽど平和で、まともな社会が展開されると私は信じて疑わない。
と言う感じで、なるほどーやはり世の中は男が悪くしていると、いうことで意見が一致してきましたね(^^;)。
詳しくは熱帯森林保護団体(Rainforest Foundation Japan (RFJ) のサイトにいろいろ載っています。そしてこちらにはインタビューもありますね。南さんのその後の活動日記も興味深いですねー(^^)。
Posted by fy3on3 15:36:51 │Comments(4) │TrackBack(0)
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