図説 江戸っ子のたしなみ(藤原千恵子/編・河出書房新社)
2007-10-23
はいー今週の土曜日のスマステで江原さんが生放送ということで、それもまた楽しみですねー(^^)。
さて、そんな江戸っ子な血を引いている人なら読んでおきたい本が藤原さんの著作ですよね。
その中でもこちらの本は図説で江戸のいろいろな庶民的な風俗が説明されているのでとても楽しく読むことができました。ここで江戸といっても江戸時代ではどこでも見られる風景だったようですね。
そうえいば長崎に行ったときも歴史マニアな私はやはり新しく元代官所跡地にできた長崎歴史文化博物館を見に行ったのですが、
展示していた当時の犯科帳(事件簿)では、例えば長崎の油問屋仲間さんたちが、正規のものを産地を偽装して薄めて売ったりしたことが発覚して、お縄頂戴だったりして、あぁいつでも人間のすることはは変わらないのだなァと思いましたよね(^^;)。
でもそのような人があまり出なかったから江戸時代が長続きした、ということもあるようですね。
17世紀から19世紀にかけて、270年の平和を維持した江戸という時代は、世界史の中でも奇跡に近いといわれる。
その奇跡の平和を支えたのは、競争してまで出世したくない、戦ってまでモノを持ちたくない、なんでもよしよしの江戸庶民である。
彼らこそ自然のままにあることを核とした江戸文化の象徴的存在であった。
…お天とう様しか見ない、何事も腹八分目、気張らない、がんばらない、
生き方は軽さが身上、住所はころころ変わり、ついでに名前も良く変わる。
人生どう生きるべきかなんてことには悩まない、悩むのは今日一日どうやって大事に楽しく生きるかってことのみ。
つまり彼等は頭ではなく心で生きていたのである。…
「三度炊く 米さへこわし 軟らかし
おもふままには ならぬ世の中」
…現代人は皆そろって無闇にがんばるが、江戸っ子はがんばるのに皆そろわない。
彼等は偉くて忙しい人を見てもお気の毒さまで、自分はマイナスなどとは思わなかったからである。
どうかして 出世するような災難には あいたかねぇ…。
と、いうように、まぁホント気楽に生きていた方たちだったようです(^-^)、電気も水道もガスもガラスも無いような時代によーく生きてましたよねぇ〜と私も便利な東京に住んでいて思うのですが、まぁ町にいても村にいても天地自然を友として暮らしていたようですね。
またこれは大江戸の中に限るかもしれませんが、男たちは月に7日ほど働けば家族を何とか養えたので、あとは日がな一日酒を飲んでいた、ともありますね(^^;)。
まぁでも、江原さんも昨日のラジオで「この世はもう『あなたは地獄に落ちる!』とかいう前に、ニースなど見てもおわかりのように、すでに地獄のような所なのですよー。」とおっしゃってましたねぇ、ですから諦めてしまうわけではないですが、ある程度そのような認識を持って事にあたれば、力抜いて生きていくことができますよね。で、そうして気持ちに余裕が出てくるからこそ
子供に交じって大の男が凧を揚げたり、羽をついたりするのも江戸っ子の特徴、子供と同じ心で夢中になり、笑うことのできる大人がいた。
ということで、オタクな大人の方もたむろするアキバのすぐとなりには江戸総鎮守の神田明神さんがありますが、大人になってもシャア専用携帯がっ!と言っている男性ほど、実は江戸っ子感覚に近い?ということなのかも、しれません(^^;)。
>>
そして、女性が気になる!?江戸時代の恋愛についても…
江戸時代の結婚は、恋愛とは別のことだと考えられていた。恋して結婚することを「浮気」といった。
結婚は暮らしのためにすることで、身を寄せ合って生きていくことだった。
ということで、ふむーこちらもよく江原さんが行っている「恋愛と結婚とは別」ということを、もう江戸時代の人は実践していたわけですねー。それはどちらかというとこちらの白石さんが解説なさっている事実婚に近いものでもあったのでは?と思いますねぇ。
>> 「まるごと!事実婚ライフ――白石 草(しらいし はじめ)」講座
見ているとおーなかなか日本ではまだまだ法的に厳しいですけれども、外国では一般的になっているんですねーと。とくに「婚外子」に対しての認識についてはこんなに開きがあるのかーと勉強になりましたね。ドンドン読んでいくと、わたしもそのうち結婚ではなくて事実婚ならいつかしちゃうのでは?と思っちゃいますよね(^^:)。
さて、それで確か、江戸時代では生みの親と育ての親が別ってことも結構あったようなのですね、ですから子供を地域で育てる、ということも普通に行なわれていたようなのです、今とは正反対かもしれませんねー。
武家階級や一部上層町人の、夫に従い忍従を強いられた妻の存在は江戸では例外だった。
守るべき資産も家名もない大多数の江戸っ子たちの妻は、江戸を訪れた欧米人が驚くほど、自由と社会的享楽が与えられていた。
カカアのほとんどが仕事を持っていたが、もっぱら自分の為に金を使い、貯めていた。一家の口を養うのは亭主の役目で、亭主のほうはそれさえ責任を果たせばこちらも自由だった。
江戸庶民の屈託のない明るさの秘密は、カカアも亭主も人間として自立していたからである。
ということですが、江戸前期まではたいがいの男性は嫁の来てがなく独身で過ごし、そうすると外食のほうが効率的だったのでいろいろな屋台も繁盛した、ということらしいのですねー、台所にはガス台も着けないで、日がな半額の惣菜あさりやコーンフレークで済ます私の前世もやはり江戸っ子だったか?と思われますよね(^^;)。どちらにしても、お互いそれぞれが甘えすぎず自立して距離を置いているということが「粋(いき)」だったようです。
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というわけで、まだまだ実は不思議な人たちだった私たちのご先祖様のお話はつづくのですが(^^;)、実はとてもエコだったり無駄がなかったりするところもあったりしてスローでロハスだったりするので、他の江戸本もドンドン読んでみようと思います(^^)。
Posted by fy3on3 22:14:30 │Comments(7) │TrackBack(0)
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