はいー、えーと今日は帰国予定の日だったのですが(^^;)、「札幌はなまらさわやかだべさー、もう少しええんでないかい?」ということで、明日のパークホテルで行われるアイヌ文化を知るイベントまで滞在することに致しました(^-^)。また九月の終わりにもイベント参加のため、なんと北海道訪問できることになったので、うれしい限りです(^^)。
というわけで、今日は再び北大博物館にクラークさん参りして、北海道お好み焼きチェーン店で食事をして今に至りますね(^^;)。ですので、アイヌの方の考え方の予習をということで、すこし
アイヌの本 (別冊宝島EX) より引用させていただけましたらと思います。
葛野辰次郎エカシは、現在自由にアイヌ語を話し、カムイノミ(神事)のできる数少ない長老の一人。
地元静内で民族文化活動を続けており、札幌で行われれる「アシリチェップノミ」など重要な儀式の祭司を務める。
カムイノミのことばなどをまとめた「キムスポ」という自費出版の本(五巻)がある。明治43年生まれ。
野本:それで、カムイノミって言うのは神様に対して言うことばだって本には書いてあるんだけど、エカシはどう思っていますか?
葛野:うん、カムイノミっていうのは、神に向かって礼拝したり、感謝したり、お願いするもんなんだが、その反面、ほんとはね、これはまだ本には書いていないけど、自分自身の心にも拝むんだって言うこと。
口だけでうまい事を言ってもね、自分自身の心がみだらであったら何にもならない。だから自分の心が一番大事なんだ。
…だからいくらいいことをいっても心が伴ってなかったら、神にウソこいて、人にウソこいて、自分にもウソこくことになる。…
信仰心の無いものは生活も不安定になるんだな。
北海道の先住民族の神様は東西南北すべてのものが神様だからね。信仰ということはね、ほんとにすべてのものに心を込めて祈るということ。不信仰な者はだめだよ。
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葛野:われわれは自然と付き合っていく民族だからな。薪ひとつとるったって風倒木だとか台風でもって枝折れたようなヤツ拾ってきて、それで生活していたんだ、昔は。
あの梅原猛っていう博士が来て、「北海道の先住民族は自然を汚染しましたか?」って聞いたんだ。それで
「そんな余分なことはしなかった」って答えたんだ。
「自然を汚染するって言うのは大木をぶった切って販売物資にするってこともひとつの大きな汚染なんだ。この大自然を汚染させたのは金持ちの造材所とか、そういうもんらが北海道の自然を汚染させたんだ」ってね。
そんなこと先生に言ってもしょうがないけど、ま、いわずにはおれんかったんだな。
もしわしらが大きな木を切るっていうことになれば、木の神様にお祈りをするんだ。それを切るとは言わないよ、休ませるっていうんだ。
あなたはもうこのままでは風で倒れてしまうかもしれない老木になってしまう。だからまだ元気な今のうちに人間の役に立ってくださいと。
そうすれば我々も長く永遠にあなたをお祭りしますからお願いします、と。
こういうわけだな。人間の役に立ってこそ神様ではないですか、と。
…というわけで、こちらのエカシもオーラとってもすごい方なんですよねぇ〜それこそさまざまな苦労をなさってきていらっしゃるかと思うのですが、それらをすべて受け入れて、引き続き古きよき文化を伝えていらっしゃるというのは、とてもすばらしいことだと思いました(^^)。