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プロの占い師が集う[占いブログ]

鑑定を受けられたい方へ

予約が入っていないとき。
鑑定を受けられますよという時。
占いTOWNさんの待機室(笑)に待機しております。

もし、ここで顔を見たら是非、お越しくださいね?

foaf プロフィール

プロフィール
名前 朱華
e-mail hanezu_syuka@ybb.ne.jp
性別
自己紹介 私のところにきてくださる方は、
運命の分岐点や重要な通過点にいらっしゃる方が殆どのようです。

この先の未来がより良いものになりますように、
お手伝いをさせていただければ、幸いです。

貴方との邂逅を楽しみにしております。
出身地 長野県
居住地 東京都
好きな
食べ物
プリン♪

  April/2007  

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29 30          


ありがとうございました。

2007-04-30

26953.jpg

ありがとうございます、朱華です。
終わりました、すぴこん。
両日とも、限界まで鑑定させていただきまして、ありがとうございました。

占い師&ヒーラーの常磐ちゃん。
ヒーラー&ヒプノセラピストのHinaちゃん。
今回は本当にありがとうございました。
また、次もお願いします。

そんなわけで、
すぴこんレポートその1!

今回は30分だけ鑑定の時間を空けて、
銀朱様と琥珀ちゃんと3人ですぴこんを見て回りました。

で、3人でオーラ写真を撮ってみたのです。


それぞれのオーラの色は・・。

銀朱様は、出ているものは調和の緑だけど、やはり中心が赤。
普段は穏やかさんなのがでていたのかなって想いました。

琥珀ちゃんは楽しんでいるのか、天性なのか、天真爛漫な黄色。
見たとおりです。

そして、朱華は。
イベント中に出る色、
赤なのは覚悟していましたが・・。。


・・・・なぁ。
私。


腹が3段なんですけど!!




オーラのより、腹のの方が、ショック。

でも。
同時に「やった、ブログのネタになる」と想ったのも、秘密。


というか、一応、弁解させて下さい。
一番目、胸です(ぐすん)

(渇かないうちに、ちょっと説明書に織り込んでしまったので、画像が汚くてごめんなさい。)

Posted by hanezu 20:59:01Comments(13)TrackBack(0)

精一杯、尽くしてまいります。

2007-04-29

ありがとうございます、朱華です。
今日からすぴこんです。
(たくさんのご予約ありがとうございました。
 精一杯尽くさせてください!)

2日間、全力を尽くして、
全ての鑑定に当たろうと想います。

一緒に出てくれる常磐ちゃん、Hinaちゃん。
そして、今回もお手伝いしてくれる琥珀ちゃん。
また、ご来場いただけるクライアントさん。

そして、遠くから祈ってくださっている全てのクライアントさん。


今日、明日。
朱華でいられることを。
役目を与えていただけることを幸せに思いつつ。
これから、衣装にお着替えして、出かけてきますー。

それでは、
いってきまーす。

Posted by hanezu 07:24:00Comments(5)TrackBack(0)

いぇい♪

2007-04-28

いつも、ありがとうございます。
朱華です。

本日、
こっそりJAVA-アソシエイツという試験を受けてきました。
JAVAという言語の初歩の試験だったんですが、
1ヶ月前にはJAVAができなかった私もぎりぎりですが合格できました♪
応援してくださった方、ありがとうございました。

これで、心置きなくすぴこんを迎えられる・・・。
そして、心置きなくGWに遊びにいける・・。
心置きなく、アロマ検定の勉強ができる(涙)

それでは、
ちょっと軽く徹夜気味だったので、
これから眠ります・・・ぐうぐう。

(メールが遅れております。
 本日の夜には返信させていただきますので、お待ち下さい。本当に申し訳ありません)

Posted by hanezu 13:37:52Comments(5)TrackBack(0)

月は見えない

2007-04-27

窓の外を見る。
私のいる場所から、月は見えない。

今頃、同じ空の下で銀朱様は愛しい存在と過ごしているんだろう。
妬けるか?と聞かれれば、あえて言葉にはしないが、多少は。
ただ、それが身を滅ぼすことを知っているから、
それが自らの力を揺るがすことを知っているから、穏やかに治める。

それに、あの子にとっても必要なこと。
すぴこんというのは、出た人ならわかるかもしれないが、
気力も体力も精神力も使う。
目に見えない力を使う者達が、玉石混合で集まるのだから、
ある意味・・・当然だ。
だから、心をきちんと穏やかな状態で、あの子に手伝って欲しい。
その方が、お客様にとっても、あの子にとっても、
見守る銀朱様にとっても良いことだから。
だから、私は銀朱様の背を見送った。


「矛盾しているよ、彼のしていることは」
昔、そう告げた男がいた。
何故、1人だけ選ばないのか、と。

「君は彼にとってたくさんの中の1人でも、僕にとってはたった1人なんだ」
そう言われたのに、私は微笑んで、その人に告げた。
「この世界に矛盾なんて、当たり前のようにあるでしょう」
大体、私と貴方も矛盾だらけでしょうに、と笑いながら流した。

人には、たくさんの人格(パーソナリティ)がある。
その人格が折り合いをつけて、主人格(メイン)を作っている。
矛盾があって、当然なのだ。
私にも、指摘した男にも。銀朱様にも。矛盾はある。
全ての人に、あるように。

人は矛盾を抱えているから、天使にも悪魔にもなれるし、なりきれないのだ。きっと。

小さな頃、私が抱えた願いと。
小さな頃、私が掲げた誓い。
今は一致しているけれど、もしかしたら、そのうち、矛盾するのかもしれない。


空を見上げる。
せめて大切な人達が、今宵よい夢を見られますようにと、祈ろう。

Posted by hanezu 20:24:05Comments(5)TrackBack(0)

すぴこんでお待ちしております

2007-04-26

29日、30日、東京すぴこんへでます♪
今回もゆっくりと予約が入ってきました。
ありがとうございます!

29日は15時以降。
30日は12時〜14時30分の間&17時以降。
この時間帯はまだ空いております。

もし、こられる方がいらっしゃいましたら、是非、ご予約をおとりください。
(毎回、いっぱいになってしまって何人かお断りするので・・(涙目))


よろしくお願い致します(ぺこり)

Posted by hanezu 22:50:41Comments(2)TrackBack(0)

穴の開いたカップ

2007-04-25

「お前は穴の開いたカップだ。
 幾ら俺が注いでも、満たされない」

昔、そういわれたことがある。
幾ら愛情を注いでも注いでも、
流れ落ちてしまうカップ。
だから、お前に愛情を注ぐのを辞めたんだよと、その後の言葉は続いた。

「お古のお前を拾う奴がいるのか?」

最後の会話の時に言われた言葉。
今考えてみれば、
うわ・・酷いなと想うものの。
その時は何も感じなかった。
ただ、凍て付いた心で、その言葉を聞き流した。


「甘ったるいなぁ、本当に」

かつて、銀朱様は私がその話をした時にそういった。
不思議そうな顔で見上げると、意地悪に唇を歪めていた。

「大体、愛情に見返りなんて求めるから、
 そんな下種で陳腐な台詞しかでてこねぇんだよ。ボウヤが。
 ったく、ボウヤの手垢をとって磨くことなんて、俺には訳ねぇの」

安達さんの唇に煙草を銜えさせてやりながら、
そうぼやいていた気がする。
まだ、私がさいたまにいた頃だ。


3年前、満たされなかった私は、
今満たされている。
それはきっと、一度、壊れたからなんだろう。

破壊はとても劇薬で、怖いものだけれど。
卵は割らなければ、生まれてこなければ、腐ってしまう。
そんな、誕生のための破壊だった様に思える。


私のカップは、かつては自分自身のプライドでできていた。
だから、きっと、
本当は自信がなかったから、穴が空いていたんだろう。

愛されていても、愛を信じられなくて。
結局、全てを壊してしまった私。


今の私のカップは、何でできてるんだろうか。

・・・できたら、ふわふわの羽毛布団がいいなぁ(笑)


だって、愛情をくれる大切な人を包み込んで。
一緒にお昼寝ができそうだから。

Posted by hanezu 21:07:42Comments(3)TrackBack(0)

幸せの種

2007-04-24

「トライ&エラーを繰り返しながら、
 覚えていけばいいんですよ。
 今はそういう時期なんです。
 気にしなくても、大丈夫」

昼間の仕事で技術的に上手く行かないことがあって、ここ2日捕まっていた。

「亀さんでごめんなさいです・・」

そう送ったメールの返事に書かれていた銀朱様の言葉。
できてるなぁ・・この人は、と。
本気で想う。


少なくとも、今の私には今の業務は難易度が高くて。
毎日勉強。

技術的に私はヒヨコさん。
ぴよぴよ小さく鳴きながら、仕事をしている感じ。
もちろん、入ってお金を頂いている以上、
時々、思い出したようにコケ♪と鳴くんだけど。まだ、ヒヨコ。

辛いと想ったら、多分、辛い。
でも、幸せだと想うのは何故だろう。


多分、それは、あの頃があったから。
・・・3年前。
生きているのが苦痛だった頃。
私にも、ただ引きこもっていた時期があった。

あの頃、自分の中の技術も力も、
自分の容姿も衰えていくのが分かった。
いつも自分の不幸を嘆いていて、
結婚ってこんなはずじゃなかったと嘆いてばかりいた。
それが不幸を呼んでいることに、
自分が不幸を作り出していることに、
気付きながらも目を背けていた。

それでも、それも必要だったんだろう。
そう思う。

あの頃があったからこそ、
今を幸せだと感じられるんだろう。
必死になって無我夢中になれる瞬間を、私は楽しんでいる。

そのうち、
ニワトリさんになるんだからー。
ピヨ、じゃなくて。
毎日、コケ♪って鳴くんだからーと、
今日も楽しんで。


幸せは自分の心が決めると、
いつか誰かが言っていたけれど。

多分、私が今幸せなのは、
同じ事象を見ても、
私のこの目が事柄から幸せの種を探し出しているからなのかもしれない。

Posted by hanezu 21:32:17Comments(2)TrackBack(0)

筋力。

2007-04-23

「ふ、ふ、ふ、はぁ!」

帰ってきて、30分くらい。
ダンベル等を使い、筋トレをする朱華。
筋トレなんて、それこそ15年ぶりくらいだ・・。
(実は、昔は武道を嗜んでおりました♪)

とりあえず、ゆっくりとした動きでしなやかな筋肉を鍛えようと奮闘中。
毎日続けるのがコツよねーと、
精神集中を兼ねて、ロデオボーイ2に跨る(笑)

あと半年くらいなんだよね・・。
ウェディングドレス(ほろり)
ココから先は、やっぱり、筋力をつけないと垂れるわよね・・と独り言を言いつつ、今日も鍛える。


お腹6つに割れたら、
皆びっくりするかなーと、
密かな野望を胸に秘める朱華でした。

Posted by hanezu 21:35:02Comments(4)TrackBack(0)

私の初仕事(4)

2007-04-22

「こんなはずじゃなかったのに」

笑い声と重なる様に、苦しそうな声が聞こえた。
両方共、彷徨う彼女の声なんだろう。


「聞いてよ・・・聞いて・・」
「いいよ。聞くよ」

私の相槌に答え、彼女は話し始めた。
東京に来たわけを。

上京してきたのは、
事務所にスカウトされたからだと彼女は確か言っていた。

だけれど、仕事がこなくて。
生活のためにホステスさんをやった。
ホステスさんは嫌で嫌でたまらなかったのに、
いつの間にか抜けられなくなっていた。

ヒモになってしまった男。
はじめてしまったクスリ。
それが自分の全てを狂わせたと彼女は主張していた。

聞いている最中から、私はイライラしていた気がする。
あの頃は、今の30倍は血の気が多かったから。

「自分勝手だよね。それって。
 別の生き方も、別の男の人も選べたわけじゃない?
 別に、ホステスさんになったから、人生終わったわけじゃないよね。
 何でもかんでも、人のせいにしてるからそうなるんだよ」

若かった私は、そう告げた。
今想ってみれば、荒削りな一言。
相手への思慮はまったくない。

今だったら、私はまったく違う反応を示すだろう。
「同じ生き方」をするかしないかは別として、「理解」はする。
それが「礼儀」だと想うから。


「あんたなんかに話すんじゃなかった!誰も私の気持ちはわかんない!」
「大体ね、死んでまで人様に迷惑かけるなよ!」

一触即発の状態に入る。


「あぁ・・。もぅ・・朱華。お仕事をするためにココに来たのでしょう?」
小さくため息を師匠が吐く。

「ホステスさんも大切なお仕事です。
 貴方に会いに来てくださる方もいらっしゃったでしょう。
 体目当てではない人も、いたのでしょう。
 やせ細る貴方を本気で心配してくれた人もいたでしょう?違いますか?」

柔らかな声で、思慮深い一言をかけていく。
相手の気配が、かわっていくのが分かる。

「お金がない人とは結婚できないと想った」
「お付き合いしていた方はお金持ちでしたか?」
「違う。でも、付き合っていた彼は私がいないとダメだと想った」
「それは、本当?」
「・・・私が死んでも、泣いてくれなかった」

笑い声が途絶えた。
ただ、静かなすすり泣きだけが響く。
「ただ、愛して欲しかった。
 体とか顔とかじゃなくて。
 私の寂しい気持ちを見て欲しかった」
・・・それが、彼女の本音だったらしい。

「もう一度、生まれ直しましょう。
 今度は、大切なことは間違えてはだめですよ」

結局、任された仕事を私は果たせずに。
師匠が全部果たしてくれた。

誰も責めないのが、
師匠のお疲れ様という言葉が。
情けなくて、痛かった。

失敗は誰にでもあるけれど、
私のスタートは、情けないスタートだった様に思える。
それがあるから、今の私がいるのだけれど。

帰りのエレベータの中で聞いた。
師匠が、元々ホステスさんだったらしいことを。
その時、初めて、知った。

エレベータで上がった先。
車の外で煙草を吸いながら、漆黒は待っていてくれた。
終わったことを伝えると、
彼は手を静かに合わせて黙祷していた。

・・・。
10年近くたってから気が付いたのだが、
もしかして、あの女性は彼の知り合いだったのかもしれない。



アレから10年。
私は少しは成長できただろうか。
私はあの時の師匠と同じ年になって。
東京にいる。


先日。
母と銀朱様に言われた。

「いつかは、霊的な者と関わることを辞めてね。親はいつだって、子供に長生きして欲しいものなんだよ」

「俺は・・。本当は、お前に危険な目にあって欲しくはない。
 それがお前の役目だとしても。仕事が終わるまで、気が気じゃないんだ」


霊的なものと関わるのは、
そろそろ潮時かな・・と最近、想うようになった。

命が惜しい。
そう思えるのは、私にとって、良いことなんだろう。

Posted by hanezu 19:37:00Comments(0)TrackBack(0)

一生を賭けて

2007-04-21

表の仕事用のPCの件と、
来週のすぴこんの件の話をするために、銀朱様が訪れてくれた。

一通り、仕事の話をしてから。
ふと、昔の話に入る。

3年ほど前の8月、私達は出会った。
私はまだ、結婚をしていた。

2度目に会ったのは2週間後。
その時、彼は私に「準備できるだけの今までのお前の写真を見せてくれ」と願った。
私がもって言った写真を大切そうに見たあと。
彼は私の頭を撫ぜて、こう言った。

「付いて来い。俺の覚悟はもうできている」

その言葉を聞いた2週間後。
私は離婚を決断した。


あれから3年。
私の人生の全てが、変わった。
誰かの役に立ちたいと願い、生きることを思い出させてくれた彼に、
私は感謝をしている。


「覚えているかな。
 俺はあの時、覚悟をしているって、お前に告げたな。

 お前があのまま、結婚しているならば、
 それが恙無く上手く行く様にするのが俺の役目だと想っていた。

 お前が夫との関係の修復を願うなら、そうできる様に手助けをするつもりでいた。

 お前が結婚生活の終わりを願うなら、
後腐れなく夫だった男と終われる様にしなければならないと想ってた。

 お前が1人で生きることを選ぶなら、また誰かと出会える日まで生きていける様に力をやろうと想った。

 ・・そして、お前が俺の傍で生きるなら。俺の生きる道についてこられる様に教育してやらなければならないと想ってる。

 それには、お前の努力も覚悟もいるんだってことも、分かるだろう。今なら。

 なのに、お前、二股かけて、俺を天秤にかけたのな。ったく、失礼な(笑)」

笑いながら、彼は頭を撫ぜる。
ごめんなさいー、もうしません。
もうしませんと頭を下げるたび、
「いいやー、お前絶対、あと2〜3回はするよ」と言われるのだけれど。

でも、今日は私が真顔になる。
ゆっくりと頭を下げて、口にする。
「一生を賭けて、償わせてください」と。

・・・。
あの時から、変わらずに。
揺らがずに、想っていてくれたのに。
今でもこんなに尽くしてくれているのに。
愚かなことをしてしまった。本当に。
そう想ったから、私は深々と頭を下げた。

「顔、上げろよ」

顎を捕まれる様にとられて、視線を合わせられる。
時折見せる、少し怖い瞳。
息を吸うのも、困難になる目。

初めて会ったあの日も。
そう、この目に怯えた。
多分、一生忘れられない、瞳。
幾多の生の中で、私はこの瞳に囚われた。
叶わない想いと知りつつ、焦がれた。

「ああ。一生、添えよ。付いて来い」

低い声に小さく頷く。
時間を越えた私の願いは叶ったのだろうか。
どうだろう。
ソレはこれからなんだろう。

愛しているなんて言われたことはないけど。
多分コレが、彼なりの愛なんだろう。
そう思う。


 ***番外***
「あー、宣言しておく」
「何をデスか?」
「んー、俺、マッチョになる」
「は?」
「マッチョになって、日焼けサロンに行って、黒くなるぜ。
 でもって、オイル塗って、テカテカッとな・・。フフフ、そんな40代、いないだろ?」
「・・・それって。私がゴキブリと同じくらい大嫌いなチョコボール○井じゃないですか・・・」
「お前の好き嫌いなんて、関係ないだろう。フッフッフッ!さーて、鍛えるか。フハハハハハ!」


天使さん、天使さん。
お願いがあります。
・・・銀朱様のマッチョ計画を、どうか全力を賭して止めてください。

切実なお願いです。

Posted by hanezu 21:09:58Comments(3)TrackBack(0)

私の初仕事(3)

2007-04-21

自分の中で警鐘がなる。
ココは危険だと。
何度も何度も警鐘が鳴る。
でも。立ちすくんで動けなかった。

完全に目が、正気でない。
壊れて死んだのだろう。
死因は、なんだろう。
息を整えて、情報を読み取るために、意識を集中する。

流れてきた何かに息を呑む。
恐れとショックによる過呼吸を起こして、私は口元を覆った。
鼓動が上がる。

薬、か。
怖かったんだろう。
死に際に彼女が感じたのは、俗にいうバッドトリップというものだったんだろう。
凄惨すぎる。


「大丈夫」
ぽん、と肩を叩かれる。
「きちんと、見てね。
 この人が何を感じたか。揺らがずに見てね。
 全ては理解できないかもしれないけれど、
 どうしてここにいるか、できるだけ理解してね。
 私が上げてあげる、じゃなくて。
 上がるために、私の体を使っていいよと手を差し出して。
 そうすれば、うまく行くわ」

練習したとおり。
今まで、私を見ていた通り。
そう、師匠は笑う。

・・今でも想う。
この凄惨さを見て、彼女は笑っていられた理由はなんだったのか。
今でも、私は答を持ち合わせていない。

・・・・。
上辺に惑わされて、怖がったら負けだと。
あの時、想ったことを覚えている。
・・本当は勝ち負けなんてないのだけれど、あの頃は若かったから。


もう一度意識を集中した。
その笑い声の向うから、小さな声が聞こえる。

「苦しい。苦しい」と。
 

Posted by hanezu 09:41:25Comments(0)TrackBack(0)

私の初仕事(2)

2007-04-19

初仕事も新宿。
・・・始まりは、そう、新宿。

田舎から出てきたばかりの私にとっては、見るものは皆新鮮だった。
今は・・・当たり前だというのに。


新宿の西口にバスでついた後。
迎えに来てくれた車に乗り込む。
運転しているのは、当時、好きだった人。後部座席に師匠がいた。

連れて行かれたのは雑居ビル。
歌舞伎町に車を回しながら、軽く説明を受ける。

あるビルに「霊」が出るらしい。
お水の業界では結構あることだが、
ちょっとタチが悪い。
賃貸契約を結んだ矢先に、人が体調を崩したり。
3ヶ月契約なのに、1ヶ月で店主がおかしくなってしまったり・・と。

霊感が強い人間は、若い女がいると口をそろえて言うらしい。
それで、オーナーの友人であった私の好きな人「漆黒」に話が回ってきたというわけだった。


雑居ビルの横に車をつけて、
ハザードをつける。


「私はここで待ちましょう」
漆黒にいってらっしゃいとこめかみに口付けされる。
今思えば、女の動かし方を知っている人だったんだろう。


「ん、頑張ってくる」
緊張はしない。
・・・あの頃は、若かったから。
何にも負ける気はしなかった。


「・・・ここ、いる」

雑居ビルの地下。
エレベータで降りる時に感じる・・。
あの独特の嫌な感じ。
ザラリと背中を大きな舌に舐め上げられるような、そんな感覚。


「ええ、いるから呼ばれたんですよ」
ソレがお仕事ですしーと、
私の師匠は当たり前の様に笑いながら、エレベータから出て行く。

穏やかさんで、いつも笑っていて。
飄々としていて、つかみ所がない人。
そんな人だった。


私達はテナントの茶色い扉の前で、
一度だけ、十字をきった。

扉の向う、そのお店はバーだったんだろう。
・・・そのバーカウンターの端っこにいるのは、
狂った様に笑う女性だった。


生きていた頃は、多分綺麗だった。
そんな風な人だった。

Posted by hanezu 22:41:13Comments(0)TrackBack(0)

私の初仕事(1)

2007-04-18

東京は雨が続く。
しとしとと、雨が続く。

そういえば。
17歳の時、祓いを承った・・・あの初仕事の時も雨だったなと思い出す。
あの時は師匠が傍にいてくれて。
一緒に現場までいってくれた。

・・・。
雨を見上げて思い出す。


初仕事の場所は東京。
場所は確か・・新宿だったと想う。

10年ほど前。
まだ、私が若くて。
今よりもずっと、未熟だった頃の・・お話。

Posted by hanezu 22:01:47Comments(0)TrackBack(0)

東京すぴこんでお待ちしております

2007-04-17

4/29と4/30の東京すぴこん、
今回は両日参加いたします♪

GWですが、もし、こられる方がいらっしゃいましたら、
どうぞご予約くださいませ♪
(いつもより、20%OFFです♪)

今回は4/29が常磐ちゃんと。
4/30がHinaちゃんと一緒に出ます。
両日とも、琥珀がサポートしてくれるということです♪

詳しくはコチラをご覧下さい♪


なお、チラシをお持ちになると安く入れるということですので、
必要な方にはサービスでお送りいたします。
必要な方は、メールでご連絡くださいね。


皆様との邂逅を楽しみにしております。

Posted by hanezu 22:47:20Comments(0)TrackBack(0)

自分のために、は続かない。

2007-04-17

「しまった・・・(涙)」

私は、本をよく買う。
大体、最近はお給料の10%は本で消えていく。
専門書は一冊3000円以上はするから、
・・・・(冊数を数えて)やっぱり、10%は本だけで消えていく・・。

そんな私は今日、衝動買いしてしまった本は、珍しく大ハズレだった・・。


コツコツと勉強を続けていくためにはどうしたら効率が良いのか・・という自己啓発系の本だったのだが・・。
確かに半分くらい(技術的な面)は納得できたのだが、
精神的な面には納得がいかない・・。

「人間、お金がある人のほうが幸せだと感じている人が多いそうです。ということは、年収が多ければ多いほど、幸せになれます」

・・・・・(遠い目)
人間って、そんな単純じゃないよぅ。
っていうか、その統計情報はどこから出した(笑)

もー、このページ読んでいたら、
私、買わなかったのに(がっくり)


「貴方が勉強すれば。お金が溜まり。
 子供のためにお金を作り、よい教育を施すことにより・・、老後の自分の幸せが・・(以下略)
 さぁ、自分と自分の子孫の未来のために、今日から勉強しましょう」


なんか・・違う。
少なくとも私の信念とは激しく違う。


・・・自分のために。
ソレは長くは続かない。
人は自分を甘やかすものだから、
続けることなんて、やっぱり難しい。

逆にソレを続けられてしまって、
自分のために、自分だけのためにという形で力を付けてしまった場合、
それこそ危ない道が口をあけて待っているんだと想う。


神様が人を不完全に作ったのは。
人が1人では生きていけないようにしたのは、
誰かと助け合って生きていくことの大切さを教えるためだと・・私は信じている。


甘いんだろうな、私の考えは。
でも、その甘さを今日も貫こうと想う。


・・・その甘ったるさが私を、
たくさんの人とめぐり合わせてくれたのだから。
そして、大切な人に尽くす喜びをくれたんだから。



もしかしたら。
自分の信念を振り返るために、
運命はこの本を私に与えてくれたのかもしれない(笑)


「自分」のためには続かない。
傍にいる「誰か」のために。
未来にいる「誰か」のために。

その方がずっと、私らしいんだろう。

Posted by hanezu 21:36:19Comments(3)TrackBack(0)

教会と天使

2007-04-16

「よく飛んでるなぁ」

ふと、空を見上げる。
都会の空。
飛んでいるのはカラスじゃなくて。
・・・珍しく、天使さん。

新しい職場であるオフィスビルのすぐ横には教会がある。
結構、盛んに祈りが捧げられているんだろう。
木の下で座っていたり、
併設されている幼稚園の園児たちに暖かい視線を向けたりして、
御使いはそれぞれの役目を果たしているらしい。

銀をしていても、コレだけ感じるってことは、
それなりにここは彼等にとって居心地の良い場所なんだろう。


ふと、声が聞こえた。
少し・・・荘厳な。
人じゃない。
面倒だな、と思いつつ。
聞こえない振りしたものの、気になって振り返る。


どこかで、見たような顔だった。
いつか私の後ろにいてくれた御使いだと気がついた。
私をたくさん助け、護り。
そして、天に帰った御使い。

私の傍を離れてから、
新しい任を神様に貰ったんだろうか。
それとも、見守りにきてくれたんだろうか。
私には、判らないけれど。
この距離が、ちょうどいい気がする。



「行ってきます」

必然の様にここに導かれたのは、
彼等のおかげかもしれなくて、
彼等の導きかもしれないけれど。


この距離がちょうどいい。
不遜かもしれないが、
私が仕えるのは、たった1人だと決めているから。

彼等とは、
たまに、手を携えるくらいが・・ちょうどいいように、思える。

Posted by hanezu 20:01:09Comments(4)TrackBack(0)

体と心

2007-04-15

疲れていたのだな、と自覚した。
寝ても体力と気力の回復があまりしない。
それに、疲れると私の悪い癖が出る。
完璧主義という悪い癖。
ソレによって、自分を追い詰めるのが分かったから。
だから、今回は早めのケアに踏み切った。


友人であり、クライアントでもある、
セラピストの女性に連絡を取り、
まずは体から。

彼女は日曜の午後なのに、
家から遠いのに、嫌な顔ひとつせずに私の家まで足を運んでくれた。
持つべきものは友人だな・・と感謝しつつ、施術をしていただく。


他人に癒されるのは、久しぶりだった様に思える。
元々、私は強くない。
体も、心も。
だから、手を入れて、大事に使ってやらなければ、
この借り物の体は長くは持たないのだろう。


施術を終えて、頂き物のお茶を飲んでいるときに、ふと気がつく。
ああ・・・いつの間にか、呼吸が浅くなっていたのかもしれない、と。

「筋肉が硬くなってしまっていたからだと想うよー」と彼女はいつもの様に笑いながらそう言ってくれた。


・・・体の疲れが取れて。
不思議と、心も充実した。
たまには、自分のケアも大事なんだなと知る。


・・・・この魂以外の全ては与えられているもので。
借り物なのだから。
大切にしなきゃいけないなと・・切に感じた日、だった。

Posted by hanezu 19:43:16Comments(1)TrackBack(0)

生まれてきた意味

2007-04-14

「お前は俺のために生まれてきた」

抱き締められるたびに、いわれる言葉。
普通に聞けば、不遜。

でも、そう言いながらも、私の成長のために全力を尽くしてくれている。
・・・・。
あまりにも、優しい人。

その優しさは。
この細やかさは。
・・過去、そうしないことによって失ってきた「誰か」がいるからなんだろう。
そう思う。


今日もまた叱られた。
できないから叱られたのではなくて、
分からない、できない!私には無理ですという、私の「弱音」について。


「グダグダ言うな。予想範囲内だ」
「1日で理解できないなんて決めるな、阿呆が」
「大体、お前が1日でできたら、誰も苦労はしない」

俯くたびに顔を上げさせられて。
話は目を見て聞けといわれる。
その繰り返し。


「お前は1人じゃない。忘れるなよ」
締めくくりのその言葉に、ふと気がついた。


あの人が、エンジニアになった時は1人だった。
きっと、私以上に不安で、
私以上に辛かったんだと想う。

私は支えられたのだろうか?
私は・・・聞けなかった。
余りにも、私は自分勝手だった様に思えたから。

でも、いつかのあの日。
銀朱様が泣いたのはきっと。
不安に負けそうなあの人がいたからなんだろう。

だとしたら、
少しはお役に立てたのだろうか?
涙を流す場所になれていたとしたら。


「もし、お前が俺の元から離れていっても、
 離れることになってしまっても、お前が生きていけるように。 
 お前が生きる喜びと力をやりたい。
 もし、お前に俺の次がいても、
 また力を尽くせる様に。
 俺がお前より経験を積んだのは、
 お前に様々なものを継ぐためなんだろう。きっと俺はそのために生まれてきた」

いつか言われた言葉。
「離すつもりはないが」と締めくくられた言葉。

今日の指先。

「俺には娘が2人いるみたいだ」
玄関先でいった言葉。

・・・挫けそうだったなら、思い出そうと想う。

その身を支えることが、
私の魂が望み、生まれてきた意味だから。

もうすぐ、3年。
・・・・。
未来が変わりますように。



 ***番外***
「乗れ」
「いや、その」
「いいから、乗れ」
「あぁぁぁ、嫌ですぅ」
「ほぅ・・・俺の言葉が聞こえんか」
「申し訳ありません(のし)」

・・・・・(沈黙)

「・・・あと7kgだな」
「はい(涙)」
「まず、基礎代謝だ。腹筋背筋、腕立てだな。でないと、垂れるぞ」
「ひぃぃい。垂れるのはちょっと・・」
「しかし、一時期より落ちたとはいえ、これがいかんな、コレが(腹の肉、わしっ!)
「いえっさー!サー、コレを胸につけたいです」
「そうだな(かたぽん)」

朱華の家での体重測定でした♪

Posted by hanezu 19:11:59Comments(3)TrackBack(0)

任せて、認めて、褒めて。

2007-04-12

知恵熱が出そうだ。
毎日、吸収することが多くて、同時に自分の無力さを知る。

それでも、心が折れないのは、たくさんの人に支えてもらっているから。
そして、恋愛感情抜きで、私の上司は私の良い部分を引き出す力を持っているから。


「やってみろ。責任は取ってやる」
「いい感じだ」
「やっぱりセンスがあると見た俺の目に狂いはなかったな」
「こういう考え方もあるんじゃないか?」

毎日、ブログを書く前に報告書を出す。
離れていても、その報告書に関して、必ずメールが来る。
感想や的確な指示をのせて。


否定から入らない。
相手を肯定し、認め、褒めて、提案する。
まさに、コーチングだ(苦笑)
この人に育てられて、幸せだと本気で想う。


ふと、想いだす。
10年前、
「占い」だとか「対霊」だとか。
そういう技術を叩き込まれたことを。
あの時も必死で。無我夢中で。
でも、大切な人の役に立ちたくて仕方がなかった。

「お前は私の特別だよ」と、
頭を撫ぜてくれるのが嬉しかった。
今はその言葉の裏側も、少し分かるけれど。あの頃は、ただ嬉しかった。


あの日も今も、大切な人の役に立ちたいというのは変わらない。
でも、かつて慕った人と今慕う人は違う人で。
私の育て方も違うんだろう。


桜が散り。春が過ぎ。
4度目の季節に入る。

いつか無我夢中だったねと笑える様に、今日も全力を尽くそう。


大切な人の背中を今度こそ、護れる私になりたい。

Posted by hanezu 21:31:59Comments(2)TrackBack(0)

黒ヒゲ大爆発。

2007-04-11

「やめてくれ〜」
小さな頃、大晦日になるとそんな声が聞こえた。

「あぁぁぁぁ」
ちょっと野太い声。

「ひぃぃぃい」
赤や黄色や青の短剣を突き刺していく。


あの、黒ヒゲ危機一発。


ちなみに朱華家のローカルルールでは、
黒ヒゲの上におでこを差し出すデンジャラスルール。
(良い子はマネをしないでね)


もちろん、飛び上がってきたら、
おでこに硬い黒ひげが「今までの恨み!」といわんばかりに襲い掛かる。

今の黒ヒゲはソフトだけど、
昔の黒ヒゲはハードだったから、
アレをおでこに喰らうと、マジで痛い。
連続で喰らうと、年初からたんこぷを頂くことになる。

そんな過酷なゲーム。
それが、朱華家の黒ヒゲだった。




でも、知らなかったんだ。

「黒ひげ危機一発ゲーム」は、
海賊「黒ひげ」を飛び出させた人が、勝ち。


えぇぇぇぇぇ!!!
みなさん、びっくりしませんでした?
私、逆だと想っていました。



ちなみに。つい最近まで、
黒ヒゲ大爆発だと想ってました。


んー。
世の中には知らないことがまだ、たくさんあるなぁ・・。

Posted by hanezu 20:13:08Comments(3)TrackBack(0)

がちゃぴんを見習って、チャレンジ!

2007-04-10

突然ですが。
朱華。チャレンジします。
目指せ、がちゃぴんです。

皆さんはご存知でしたでしょうか?
がちゃぴんの中の人は、殆ど入れ替わらない、驚愕の事実を!

今、同じ職場で私を色々面倒を見てくれるお兄さんは、
がちゃぴんの中の人に会ったことがあるらしいのです。

彼によれば、
がちゃぴんの中の人は、ほとんど変わらないそうです。

スキーもスケートも。
ダイビングもロッククライミングも。
その人が一生懸命、生身で練習して、
本番にかちゃぴんとなって行うそうです。


さすがに宇宙の時は、そうもいかなかったらしいですが・・・。


そんながちゃぴんを見習って。
私もトライしてみようと想います。


チャレンジ。
・・・アロマ検定、1級(笑)

Posted by hanezu 21:22:58Comments(10)TrackBack(0)

だいえっと

2007-04-09

「・・・(勝ち誇った笑み)」
「・・・・・・嘘でしょ・・(がっくり)」

最近。減らない(笑)
いや、訳は分かっているんだ。
少々、食事会が続き、その分を無しにするだけで精一杯だったんだ。

と、こ、ろ、が。
私がそんなことをしている間に、
銀朱様が物凄いスピードで健康的に痩せている・・(汗)

前より筋肉ついたし。
前より贅肉おちたし。
ホレホレといわんばかりに、
スラックスのベルトが「穴が1つ減った」と見せ付ける。

・・なんだよ。5kgって。


「目標8kg、痩せてね。
 睡眠や仕事の生活習慣を見直せないんだったら、
 食生活だけでも見直さないと。
 命の保証はできかねます」
と、医者に言われたからって、
ストン・・と落としてしまった。


「人間、自分に思い込ませることだよな」

と、言うわけで。
夏に向けて、私も再び本腰入れて開始!


今年で終わらせるもん。ダイエット(笑)


大丈夫、大丈夫。
元々、私、煩悩の数だけ体重があったんだし。
それに比べれば、あと7kgなんて、ちょっとよー。

と、「自己催眠」をかけております(笑)

成功したら、お祝いしてくださいですー。

Posted by hanezu 21:42:03Comments(6)TrackBack(0)

許せないという想い

2007-04-08

「許せない」

祓うべき対象の霊はそう私に訴えた。
それでも、その言葉に迷いが最後の方生じたのは、よかったのだろうと思う。

浄化のための説得は、残念ながらうまくはいかなかった。
本人も苦しいんだろう。
でも、多分、甘えることを知らない人なんだろうな・・と、その口調、その表情を見て悟った。
だから、私を頼るという形で輪廻に戻るのは、その霊のプライドが許さなかったのだろう。

そんなに硬く考えないでもいいのにとため息を吐きながら、
祓いの体制に放出する力の質を変えた。


私の中の血がざわめく。
まるで、沸き立つ様に。
これは、多分、私の業。
誰かを狩ることを楽しむ「業」。

同時に、これは・・銀朱様が一番「壊したい」と願う部分だ。

「お俺はお前のその部分を壊したい。
 それを持っていたら、いつかお前は俺から逸れてしまうから。
 逸れて、何かを狩って、奪って。
 渇いて、笑いながら泣くんだろう。
 
 それはさせない。お前が幸せをかんじていないだろうから。
 だから、壊したいと願う。
 ・・他人を壊す。その言葉の意味は分かってるさ。十分な
 だから、・・・一生傍にいろというんだ。壊した責任くらいはとってやる」

頭の端に、そんなことがちらつく。
息を整えて、力を抑え目にし、
憑いたものを引き剥がす。

霧散していくその姿に、小さく十字をきって見送る。

「少し、冷静になって考えてみてください。
 その思いを抱え続けることによって、貴方は永遠に苦しみ続ける。
 それは、貴方にとって、良いことではない気がします」

珍しく。
祓った霊に恨み言は言われなかった。
もしかしたら、その霊は何か気付いて、
もう一度、私の所に来てくれるかもしれない。
そんな風に感じた。

その霊は再び、自分の人生を振り返るだろう。
それで気付かなければ、また、憑くのだろう。

だけれど、気付いたならば。
輪廻に帰れる。
そこで償いは待っているだろうが、
それでも・・今よりはマシだろう。

永遠に許せないという重いに縛られて、
明日がこない闇に縛られるより、ずっと輪廻は幸福だ。


生前、頼ることのできなかったその霊が。
誰かにもう少し頼って。
誰かにもう少しありがとうという気持ちで接していたら。
こんなことにはならなかったのだろうと想う。

頼ることは恥ずかしいことじゃない。
ありがとうと感謝することによって、
自分も相手も幸せになれるから。

そして、感謝することによって、
次は別の時に何か力になりたいと願うことによって、
成長するための糧にできるのだとしたら、
誰かに助けてもらうことは恥ずかしいことでも失敗でもない。
少なくとも、私はそう感じる。


依頼者に挨拶をして、家に戻ってからすぐ・・眠りに就いた。


21時頃に銀朱様が来てくれて。
仕事の話をして。
今日の話も軽く報告する。

そっと私の頭を撫ぜつつ、
少しだけ、彼は悲しい顔をした。

「俺は余り、その世界には関わって欲しくないんだがな・・。
 だが、どうしてもやらねばならなかったんだろう?」

いつも、そう。責めない。
でもきっと、私が帰ってくるか、
いつも心配してくれる。
買ってきてくれたプリンは、
私の精一杯に対する、彼なりのごほうびなんだろう。


3時間ほど、仕事のテクニカルな話ばかりして、
それから、仕事に戻る彼を見送る。


僅か10秒の抱擁に祈りを込める。
今週も貴方の仕事がうまくいきますように、と。
あとは、今週もよろしくお願い致します・・と、口に出して。


この腕が、私の帰る場所で。
この腕を、私は護りたいと想った。
いつか、この腕の力になって。
いつか、この腕の持ち主が還る時、幸せを感じてもらえたらと想った。


私の業がこの腕を悲しませるなら。
力と業がセットなら。
もう、私にとって「対霊」に関する能力はいらないのかもしれない。

ふと、見送りながらそう思った。

Posted by hanezu 01:55:41Comments(1)TrackBack(0)

帰ってこようと思えるように

2007-04-06

那須で買ったキティちゃん2匹と。
コンビニのクジで当たった、キティちゃんのぬいぐるみ。
あとは、胃腸用と抵抗力UPのホメオパシー。

・・・それを机の上に置く。
銀朱様に渡したいもの。


危険な仕事に行くときは。
必ず約束をする。

銀朱様にはお渡しするものの約束を。
琥珀ちゃんとはスープストックのサンラータンを食べると約束。

あえて今日は、クライアントさんへのメールは多少残した。
・・・帰ってきて書かなきゃと想って。


向かい合う相手とは分かり合えないかもしれない。
それでも、ギリギリまで諦めずに言葉を交したいと想う。

・・・それが私だろうから。

それでは、明日、いってきます。

Posted by hanezu 22:07:52Comments(0)TrackBack(0)

もうすぐ

2007-04-05

もうすぐ、7日。除霊の日。
毎日欠かさず、お塩タップリのお風呂に入り、身を清める。
不思議と緊張はない。
全てがうまくいく、そう信じていられる。

私は宝くじが当たったり、
ギャンブルに勝ったりする運はないけど。
それ以外の幸運を持ち合わせている。
だから、今回も大丈夫だと・・根拠もないのにそう想う。


昔は、もっと肩に力を入れていた気がした。
1人で除霊の仕事をするときは、
気がたって眠れないことが多かった。
怖くてたまらない。
その気持ちの裏返しだった。
頑張っていたのだろう。
不安だったから。


最近、想う。
人間が一番力を出せる時って。
多分、リラックスした時なんだと。
眉間に皺を寄せて頑張ったら、
多分、持ち合わせている力は100%は発揮できないだろう。
それが、人なんだと想う。

私が緊張して、おびえてしまったら。
大切な人の命を預けてくれるクライアントさんにとって、
いいことではないから。

私も・・今は死にたくない。
そう思える様になったから。
だから、今回は特に頑張らない(笑)


・・・私は誰も救えない。
死んでいる人も生きている人も。
ラクになんか、することはできない。

でも、それでも。
その人達が幸せに少しでも近づける様に。
自分の足で歩くその人達の足元を、照らせるように。

穏やかに、励もうと想う。

表の仕事も。
この、仕事も。
全ては同価値なのだから。

Posted by hanezu 22:06:42Comments(6)TrackBack(0)

笑顔

2007-04-04

私は・・・・。
満員電車が苦手だ・・・。
骨が軋むほどの満員電車に乗った2日目に懲りて。
今日は30分早く家を出た。

そうしたら、1時間早く会社についてしまった(笑)
朝から優雅に紅茶を飲んでから出勤しても、さすがフレックス。
誰もいない(笑)

鼻歌を歌いながら、仕事を始めていると。
お掃除に来てくれたおばちゃんに出会う。

勇気を出して、
「いつも早くからありがとうございます」と声をかけてみたら。
そのおばさんはとっても嬉しそうな顔をして、私の方を見てくれた。


・・・。
ああ、そうか。そうだよね。
ありがとうって、本当に大切な言葉なんだよな・・と、ハートで感じた。


「今日も一日、仕事頑張ってね」
去り際に、おばさんはちょっと照れくさそうにそういって、部屋から出て行った。


「ありがとう」
やっぱり、この言葉って。
・・魔法なんだなと、知る。

ごめんなさいより・・ありがとう。
今日もまた、再認識。

Posted by hanezu 22:41:33Comments(2)TrackBack(0)

久しぶりに本屋で爆笑してしまった

2007-04-03

久しぶりに、本屋で爆笑してしまいました。
煮詰まっていた自分に。


1日、殆ど人と話さず、
プログラムを追っていた私。
お昼前から、同じプロジェクトの方が会議でいなくなり。
黙々と解釈を続けていたんですが。

当然、煮詰まる(笑)
おやつの時間さえも忘れるくらい、
煮詰まって、混乱してしまっていました。
以前では考えられません。
おやつの時間だけは忘れない私が!


そんな、煮詰まったお昼。
不意に電話がかかってきました。

「そろそろ、電話かけておいた方がいいと想ってな」

笑いが篭った、銀朱様の声。
少し、安堵で泣きそうになる私。


「お前、肩に力が入りすぎるんだよ。
 これから、どうしたらいいのかは俺が力を貸す。
 お前が報告を正確に上げてくれれば、一緒に考えていける。
 最悪、先方に話をして、俺が短時間だけそのプロジェクトに入ってもいい。焦るなよ〜」
「ん・・はい(涙目)」

何だか、ほわっと気分がラクになりました。
この人が本当に上司でよかったと、
今日も心底想ったのです。


それでも、できるかなぁ。
あんなに静かなオフィスで、私、やっていけるのかしら・・と、ちょっと気持ちが重かった帰り道。


見つけてしまったのです。
この本を。
3秒でハッピーになる 名言セラピー



・・・。
本屋で立ち読みして、
爆笑を必死で我慢して、
1分ほどで3冊買うことを決めてしまいました。


ごめんなさい。
悩んでいた私が、バカでした。
そう思える内容でした。

是非、本屋さんで見たら、ちょっと覗いて見てください。


「ごめんなさい。
 そして、ありがとう」っていえる本です♪


すっかり、元気になっちゃった。


できなかったらできないでイイや。
そうしたら、教わって、感謝して。
いつもの様にいつか誰かに教えて、
恩を返せばいいんだね。

そう、気付けました。

今日もいい日です。

Posted by hanezu 21:31:31Comments(1)TrackBack(0)

初日

2007-04-02

私と同じように、初日を迎えた人もいるんだろう。
新しい職場、初日。
恙無く、うまくいったような感じがした。
それはきっと、たくさんの人が祈ってくれたからだろう。
ありがとう。


向かった先の会社の業務は少し聞いていた話と違ったものの(笑)、
仕事を与えていただけることは私にとって幸せなのは変わりない。
生きていて、良いということだから。


「心は熱く、思考は冷静に。
 朱華は笑っているのが一番です」

昼前に届いた銀朱様からのメールに少しだけ、笑う。
面と向かった時は厳しいのに。
こうして離れている時は、安心させてくれる。
相変わらず、私の扱いが・・上手いなと。


今日から、銀朱様とは同じ会社に所属しているものの、オフィスは違う。
普段は客先にいるお互いだから会うことはないけれど、
技術的に困ったことがあったならばきっと彼はまた、力になってくれるんだろう。

そんな気がする。


まだまだ、胸を張れないけれど。
それでも・・・。
ここで一歩ずつ、進んでいきたい。

少しでも、あの人の助けになれるように。
・・・いつか自分のサロンが持てるように。


ちなみに。
今日から学生も初日です♪

Posted by hanezu 21:53:58Comments(7)TrackBack(0)

2007-04-01

「ふざけるな!」

最近。
叱られてばかりだ。
上野公園の花見の帰り道、銀朱様に叱られた。


「大体、最初から全部完璧にできると想うな!
 やろうとするな。構えるな。何度言えば分かる!ふざけるな!」

こうやって怒鳴らせることが、一番体にワルイコトを知っているのに。
勇気のない私が立ち止まって、怒らせてしまう。

・・・明日はもう、入社の日。
客先の名を聞いて、大きさに怖気づいた私。

不安になる。私にできるかわからないって。

「自信がないとか。
 できるかわからないとか。
 皆抱えてるんだよ。多かれ少なかれ。
 でも、そんなもんに怯えて、頂いた仕事の場所で精一杯やれない。
 ・・それが一番あっちゃならないんだよ!
 俺はお前の間違いを手助けできる位置にいる。まだわからんのか。先に行くぞ」

スタスタ歩いていく銀朱様を、半分泣きべそをかいて追いかける。
銀朱様は不意に立ち止まり、タクシーを止めると、
私を押し込んで浅草に車を飛ばした。


上野公園は私の思い出の場所。
浅草の隅田川界隈は銀朱様の想い出の場所。

かつて、共に見た人と互いに全て別れ。
こうして、満開の桜を見上げている。


隅田川の辺は風が強くて。
少し寒かったから、私は震えていた。
それを彼は片腕だけで抱きとめて、
胸元に頭を押し付けられる。

強い風の中、耳の近くで言い聞かせる。

「構えるな。
 そのままのお前の人間力をかって、
 俺はお前を入れたんだ。
 知識はこれから努力していけ。今までの様に。
 お前ならできると想った俺の目は節穴じゃない」

我慢していた涙が、溢れてきた。
・・・・。
こういうときに、言葉がでない。

近づくたびに。
遠くなるようで怖かった。
望んだはずなのに。
受け継ぐたびにどこかにいってしまう前の準備のようで怖かった。

失敗したら、迷惑をかけてしまうのが怖くて。
朱華ではないもう一人の私は、
ずっと怯えていた。


投げ出さない限り。
自分の直情で相手を傷つけない限り。
取り返しのつかない過ちは起こらない。
見守っているから。
それを伝えたかったのだろう、彼は。


わずか3時間のお花見。
蕃爽麗茶を不味いといいつつ、
野菜ジュースよりはマシだといいながら飲み干した彼と私は、
日付を跨いだ直後に別々のタクシーに乗り込む。

私は家に。彼は職場に向かうために。


来年は、3人で。
お弁当を持って、混んでいない公園で花見をしようと想う。
ゆっくりと。

Posted by hanezu 10:01:27Comments(4)TrackBack(0)

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