久しぶりにマーケティングを勉強している友人と、話す機会があった。
結婚前に会ってから、まったく会っていなかったので、もう5年以上会っていなかった計算になる。
新宿でフルーツパーラーに寄った帰り、
ばったりと地下鉄の改札口で会い、
そのまま軽くお茶をした。
近況報告をしながら、
ゆっくりとお茶を楽しむ。
余りこういう時間はなかったから、
久しぶりに何だかゆっくり羽を伸ばした気がした。
彼女は、若いときと変わらない声で、熱意を持って私に言う。
「ねえ、朱華。
恋愛とマーケティングは通じるのよ」と。
私はあの時と同じように、
頷きながらその声を聞く。
余り私達の間柄は変わらないらしい。
「相手を知り。自分を知り。
情報を収集して。
相手の好みに合わせて、自分をアピールしていくの。
それだけじゃなくて、その人が喜んでもらえる様にし続けなきゃダメ。
釣った魚にエサをやらないなんて、最悪なことはしちゃダメよ。
自分も相手も無理せずに、相手の反応を見つつ、様々な手を打ち続けていく。
マーケティングもそうなのよ」
彼女はきっと、あの頃よりも深く。
そして、熱く誰かを好きなんだろう。
その薬指の指輪が、何も言わなくてもそれを私に教えてくれた。
「朱華はストライクゾーンが狭い分。
そのストライクゾーンには無類の強さでアピールしていくタイプ。
今まで付き合った男の人には、絶対に共通点があるはずよ。
で、私はコレと決めたらその人に合わせて自分の一面をクローズアップしていくタイプなのよ、きっと。
自分の強みも分からなきゃダメよね」
マシンガンの様に話をするけれど、
その話は飽きない。
時折、コチラにきちんと会話のキャッチボールのボールを与えてくれるからだろう。
1時間くらい話したあと、彼女と別れて、地下鉄に乗り込む。
帰りながら、じっと考えていた。
恋愛がうまくいく人とそうでない人の違いについて。
いろいろあるし、時と場合にもよるけれど、1つ・・これはあるのかもしれない。
「相手も自分も知ろうとする意思」
「自分を変えていこうとする意思」
相手の強み、弱み、思考、嗜好。
自分の強み、弱み、思想、譲れない者。
それを知っている人は強い。
知ろうとする気持ち。
冷静に判断し、自分の足りない点を変えていこうとする意思。
それが大切なのだなとも想う。
面倒。知らない。今はいい。
そう、放り投げないことが、
もしかしたら・・恋愛運を呼び込むのかもしれない。
彼女を見て、そう想った。
かといって、無理は必要ないと想う。
過ぎたるは及ばざるが如し。
自分の根底を覆して、自分が何だかわからなくなってしまうのは、
やっぱり悲しいから。
自分のペースで、ゆっくりと♪
焦らないのも、恋愛をうまくやっていく1つのコツだとおもうから。