朝寝坊をしちゃった昨日の朝はお祈りできなかったから。
仕事が終わってから、教会へ足を運んだ。
そう。
命日だったから。
天国にはいけないと言っていた貴方だけど。
天国も地獄もないのだと私は想う。
・・天使さんに祈りながらそう思うのは、不謹慎かもしれないけれど。
今は、羽を休められる場所に、いるのでしょう?
貴方がいきなりいなくなったのは9年前。
貴方の声を聞くために無理して霊力を上げた。
痛いのも辛いのも、心を凍らせて。
コントロールできない位まであげたのに。
貴方は声をかけてくれなかった。
どこにいるかすら、わからなかった。
他のモノが見えても、私には意味なんてなかった。
「捨てられた」のだとずっと想っていた。
拾ってくれる人をずっと探してた。
運命を出会えるのをずっと待っていた。
・・・・貴方という運命を越える人を、ずっと待ってた。
同じように貴方も、時期を待っていたのね。
だから、私が運命と出会った後、守護する者として傍に添ってくれた。
まるで、離れていた時間を埋めるように。
まるで、罪滅ぼしをするかのように。
それでも、貴方は目的を果たしたから。
貴方の運命の人と逝ったのだよね。
・・・いつまでも、この世界にいるわけにはいかないもの。
それが、生と死のルール。
越えられない約束。
忘れない。
一生。愛しているのだと想う。
私に力をくれた人。
自分に意味などないと想っていた私に、意味をくれた人。
私を救ってくれた人。
「私が送っていけば、お前をこんな目に」
いつも冷静だった貴方。
あんなに取り乱した貴方を見たのは、あの時が最初で最後だった。
この胸元の傷の原因を作った時。
自分がいつもの様に自宅まで送っていけばよかったと。
貴方は、痛いほど私を抱き締めながら、泣いた。
それでもね。
壊れ物の様に貴方が抱かなかったから。
いつもと同じように抱いてくれたから。
私は救われたの。
まだ、残るこの胸元の傷は、
冬になったら、消してこようと想う。
貴方が自分のせいだと、想わなくていい様に。
月がスキだった貴方が。
良く弾いてくれたのは月光。
全部弾くと長いからと、1楽章だけ良く弾いてくれた。
・・・・。
今日は本を読みながら、MP3プレーヤーに落として。
少しのんびりしようと想う。
そちらの世界でも皆既月食は見られるんだろうか。