すぴこんに出かける前の日。
常磐ちゃん、琥珀ちゃん。
銀朱様と4人で、誕生会をやった。
場所は、新宿。
楽しく食事をしている中。
常磐のふとした一言で悲劇ははじまった。
「私の会社関係で、女の子だけの飲み会の集まりがあって。
チーム・トキワって呼ばれてるんです」
「・・・常磐さん。やっぱり元ヤンじゃなくて、現ヤンキ・・」
銀朱様のその発言に、
私と常磐は「違います」と突っ込みを入れるものの。
もう、銀朱様の想像(妄想)力は止まらない。
「琥珀ー。
チームは常磐をいれて、7人構成でさー。
NO2はクールで知的な美人で。NO3は、とにかく力強い女。
NO4は・・」
銀朱様の手で、勝手に構成員(笑)が決められていく・・。
「それで、NO5は?」
琥珀ちゃん、火に油を注ぐ。
「控えめな和服美女でな。
常磐の身の回りのことを全部やってくれる、
なんというか、影武者のようなそんな感じなんだ。
で、最初、ドラマとしては、チーム・トキワが結成される過程と、
シマの取り合いの中での、ちょっぴりばいおれんすな成長ドラマ。
そんな中で、NO7やNO6は命を落としていく・・・。
勝利を手にしたものの、戦いの空しさに常磐は世捨て人に・・」
「NO5は、死んじゃうの?」
「いや、死なない。NO5と3は絶対にしなない。だって、2があるんだから」
銀朱様。
調子に乗って、常磐のイメージを次々と生産。
「物語は2があってな。
死んだと想っていたNO2は、かつての常磐を越えるために、
ヤさぐれた常磐を倒しに来ると。
もちろん、これも12話完結。
ヤさぐれた常磐を立ち直らせる過程で、NO5は命を落とし・・・(以下略)」
首を左右に振りながら、悲しい顔をする銀朱様。
「うわぁ・・・泣ける話」
ハンカチで目頭を抑える琥珀。
「先生ーなんとかしてくださーい」
常磐。無理だ。
・・・銀朱様がこうなると、もう誰も止められん。
「こんなの癒し手じゃないですー。」
嫌がる常磐に私が一言。
「でも、姉(あね)さんなのは、確かよね?とっきー。
よく私、面倒見てもらうし」
そんな私の一言に、にこにこと笑いながら、
常磐は私の太ももを見えないように何度も突付く。
「いいから止めろ」という言葉のかわりなんだろう。
こわいこわい(笑)
そんな言葉を交わしているうちに。
店内が暗くなり、大音響のバースディソングが流れ出す。
先ほど、どうやら、銀朱様が店員さんを拝み倒してくれたのだ。
予約がないとダメな誕生日ケーキのサービスを、やってくれって。
店に響きわたる大音響と、おいしそうなケーキ。
私達の座る席以外の人も、拍手してくれて。
・・・・・・なんだかとってもとっても、嬉しかった。
仲間がいるって、とっても幸せだと・・・感じられた。
・・ずっとまえに望んだ場所がここにあることを、
私は幸せに想う。
<追伸>
今回のすぴこんも、常磐ちゃんと一緒に出ます。
もし良かったら、「姉(あね)さん」を見に来てくださいデス。
腕は、確かですから(にこ)