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<title>朱華と迷える乙女達？</title>
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<modified>2012-02-06T23:42:37Z</modified>
<tagline>現役ＳＥ＆タロット占い師　朱華の日常についてのブログです。

山あり谷ありの人生ですが、本当に幸せに生きています。

貴方のお役に立つ前に、私という人間を知っていただけたら嬉しいです。</tagline>
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		<title>誘い（７）</title>
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		<summary type="text/html">扉を一枚開けて。 台所に向かったら、そこは惨状だった。  戸棚から数枚の皿が落ち....</summary>
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		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[扉を一枚開けて。 台所に向かったら、そこは惨状だった。  戸棚から数枚の皿が落ち、 廊下に破片が飛び散っている。  「・・・もー。。。片づけている間の時給とか、でないよねぇ・・・」  半分文句を言いながら、ガムテープで破片を片づけていく。 小一時間、それを続けた頃、 空はもう、白み始めていて。 夜が明けたことを、知った。 軽く寝たら、出勤の時間だ。 私はリビングに戻り、うつらうつら１時間ほど寝てから、 出勤の支度を始めた。  現場に向かう電車内で、一通のメールが届く。 ・・・彼女からだった。  「・・・やっぱり、私には才能がなかったみたいです。 　・・何もおこりませんでした。残念です」  私が引き受けきれなかった逆凪は、 天使さんたちが叩き潰してくれたらしい。 律儀だなぁ・・と思いつつ、 一通、携帯からメールを送る。  「あれは神社に持っていって、処分してもらってください。 　・・・効果がなかったかもしれませんが、 　持っているには薄気味悪いものでしょうから」  ・・・二度も三度も使われて溜まるか。 彼女が「効果があった」と気づく前に、 処分してもらわなければならない。  だから、私は「本当のことを言わないこと」を選択した。 少なくとも、彼女がそれを「処分」するまでは・・・。]]></content>
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		<title>誘い（６）</title>
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		<summary type="text/html">目を閉じた先。 見えたのは、深淵。 多分、直視したら、正気ではいられないんだろう....</summary>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[目を閉じた先。 見えたのは、深淵。 多分、直視したら、正気ではいられないんだろうなと思うような、 そんな気配。  ・・・とてもじゃないが、それらを御するなんてできない。 多分、彼女は本当に手に入れてはならないものを手に入れたんだろう。  静かに息を潜めて、相手に気づかれないようにする。 ３週間、私は「血」に関わるものをほぼ全て食事から絶った。 私の場合、それらを絶つと、飛躍的に霊力があがる体質らしい。  意識を集中させて、力の流れの一筋をこちら側に引き寄せる。  私は、止められないならば、 少しでも、その力を殺ごうと思ったのだ。  通常、目に見えない力を使う際には、代償が必要だ。 また、代償を支払っても、逆凪（さかなぎ）という「返し」が発生する。 それらは、使う術が大きければ大きいほど、強い返しとなる。 つまり。 ・・・・・・彼女は今、強い術を使うと同時に、 強い逆凪に侵されているはず。   私は呪いの手伝いはできないから、 せめて、その逆凪の一部だけでも引き受けようと思った。 その行為は、身代わり。流し雛（紙のお雛様）と同じだ。   現実の世界では、カタカタと音がする。 結界を張っていても、いとも簡単に破られたのか。 部屋が奇妙に揺れている。地震ではないのに、ドア一枚向こう側で何かが割れる音がする。  頭の中で、「やっぱり荷が重かったかなぁ・・」と どこかで後悔したものの、すでに介入してしまって、 呪いを受け入れたのだから、引き返せない。  耳に恐怖と怨嗟の声が聞こえてくる。 言語的なものではなく、音でしかないんだろう。 その響きに本能的に恐怖を感じるものの、逃げることすらできない。   奥歯を噛んで堪え忍ぶ。 目を閉じて、道具を握りしめる。 私はただ、堪え忍ぶしかできなかった。  「もう、限界！」  目を開けて、一気に意識を深淵から、現実世界に引き戻す。 強烈な吐き気と共に、その場で胃の中のものをばらまいてしまう。 朝から何も食べていなかったから、水分だけが床にしたたって。   「あとは天使さん、よろしくね。」   くたくたになった体を横たえて。 口元をタオルで拭きつつ。 あとは、天使さんにお任せした。]]></content>
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		<title>カラーセラピーセミナーについて</title>
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		<summary type="text/html">お世話になります、朱華です。 今回は、2/11に開こうと思っております、 カラー....</summary>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[お世話になります、朱華です。 今回は、2/11に開こうと思っております、 カラーセラピーの講座についてのお知らせです。  ご縁がありまして、 下記日時でグループセッションを行う運びとなりました。  ・カラーセラピーってどんなものだろう。 ・カラーを通じて、お友達を作りたいな。 ・１人で行くのはちょっとどきどきしちゃうかも。  そんな方がいらっしゃいましたら、是非、ご参加ください。  　＜グループセッションについて＞ 日時：2012/02/11 15:00-17:00 場所：<a href="http://benkyo-cafe.net/location/akihabara.html" target="_blank">勉強カフェ秋葉原ラーニングスタジオ </a> 会費：5250円  　＜内容＞ ・色彩心理学ってどんなもの？ ・貴方の強み/弱みを見てみよう。 ・貴方の今の悩み事って、原因はなんだろう。 ・その悩み事を解決するためのキーワードは？ ・貴方の仕事や恋愛、どんなことに気を付ければうまくいく？   当日、朱華も皆さん同士が仲良くなれるようにサポートしますので、 よかったら、楽しみにきてくださいね！ 参加者の方は朱華まで、メールでご連絡ください。  以上、よろしくお願い致します。]]></content>
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		<title>誘い（５）</title>
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		<summary type="text/html">３Ｗと少し過ぎ。 彼女が婚約者だった人を呪おうとしている日がやってきた。 その日....</summary>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[３Ｗと少し過ぎ。 彼女が婚約者だった人を呪おうとしている日がやってきた。 その日は1日、お休みをもらって。 朝からその時間がくることを待っていた。  彼女の持つあの「古書」は本物。 彼女はその上、呪う才覚はあり。 呪うだけの想いもある。 そして、呪ったことによる・・術の返し（逆凪）に対して、 彼女は受け入れる覚悟だろう。  ・・・ある意味、刺し違える気持ちなんだろう。 相手の男にその価値があるとは思えないが。  条件が揃った捨て身の天才。 そんなもんに対抗できる訳はない。 ならば、私がやれる範囲のことをやろうと決めた。  「借りは返してもらうよ」 目を閉じて、契約の言葉を口にする。 いつもきてもらうより３つくらい、 階級が高い御使いを呼んだ。  能天使。 残念ながら、これが中途半端な私の限界。 それ以上の天使に対して、私はアクセス権を持たない。 向こうから来てくれることはあっても、 私の御遣いをしてくれるのは、がんばっても、彼らまでだ。  彼らは盟約に基づき、力を貸してくれるようだ。 「私の願いは・・」 私は彼らに願いを伝え、 彼らはそれを聞き届け、気配は消えた。  「では・・・介入しようか」  時計の針が真夜中を指す頃。 私はゆっくりと、意識を整え始めた。]]></content>
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		<title>いつもありがとうございます！</title>
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		<summary type="text/html">いつもありがとうございます、朱華です。 そして、今年もよろしくお願い致します。 ....</summary>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[いつもありがとうございます、朱華です。 そして、今年もよろしくお願い致します。  クリスマスのお願いについて、 皆様に返信させて頂きました。 （あたしのとばされちゃってるっ！という方、こっそり挙手してくださいませ。。） 皆さんのお願い事がかないますように、祈っております。   さて、一応、朱華の近況を。。。  12月からシステムエンジニアのお仕事では前の現場を離れましたが、 その後、ご恩がある方々が相次いでピンチとのことで、 そのピンチを解消するために、 一時的に変則的な現場への入り方をしております。 皆様にはご迷惑をおかけしておりますが、 メール等はすべて目を通しておりますので、ご安心くださいませ。  　＜鑑定について＞ 　・１月中は午前中の鑑定が可能です。 　・その代わり、夜の鑑定が予約して頂かないと鑑定ができそうにありません。 　　（予約して頂いたら、その日はきちんと早めに帰りますので、ご安心ください） 　・土日の鑑定は、特に問題ない限りは可能です。   今年は過労で倒れない程度に、でも、一生懸命お仕事しようと思っております！ 今後とも、朱華をよろしくお願い致します（ぺこり）]]></content>
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		<title>誘い（４）</title>
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		<summary type="text/html">彼女が立ち去って、数日後。 彼女は私にメールを寄越した。 そのメールには、自分が....</summary>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[彼女が立ち去って、数日後。 彼女は私にメールを寄越した。 そのメールには、自分が呪いを決行しようと思っている日が書いてあった。  「・・・止められないか」  ・・本当にやる気なんだなと思ったから。 私も・・・あることで腹をくくった。  その日からしばらくの間、 動物を加工したものを食べることをやめた。  私にとって、動物の肉は霊力を下げる食べ物だ。 だからこそ、積極的に取る。 そんなもん、ありすぎたら日常生活に支障が出る。 自分自身の力でコントロールできないものは、身を滅ぼす。  でも、本当にやらなければならない仕事が来たときだけ。 お肉とお魚を絶つ。  「・・・なんでこんなことになっちゃったんだろうな・・」 幸せそうな彼女の顔を知っていたから。 彼女のメールを何度か見て、そう・・・無意識につぶやいた。]]></content>
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		<title>クリスマスのお願い</title>
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		<modified>2011-12-23T13:16:31Z</modified>
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		<summary type="text/html">お世話になります、朱華です。 うっかり忘れておりましたが、 クリスマスのお願いを....</summary>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[お世話になります、朱華です。 うっかり忘れておりましたが、 クリスマスのお願いを承ります。  一人一つ。 お願い事がありましたら、お書きください。 ２５日の２３時にお空に挙げておきます。  皆さんのお願い事がかないますように。 以上、よろしくお願いいたします！]]></content>
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		<title>誘い（３）</title>
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		<modified>2011-12-13T21:39:22Z</modified>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[沈黙は続く。  少なくとも、私の記憶が間違い出なければ。 三ヶ月前の彼女はとても幸せそうだった。  「・・・他の女性に赤ちゃんが出来てしまって」 　彼女と彼の間で何度か話をしたようでしたが、 　埒が明かなかったようです。 　それで、彼女は私の会社にきたんです。 　「私の旦那様を返してください」って。 　・・・それで、私、気付いたんです。私、騙されてんだって」  それ以上先は、彼女は何も言わなかった。 ただ、小さく笑っただけだった。  捨てられた、という表現を使わないのは、 彼女の最後のプライドだろう。   それ以上は私も聞かなかった。 ・・・どちらにせよ。 彼女は様々なものを失い、ここにいる。 これ以上失うものがないと、 「彼女」が思っているからこそ、 「コンナモノ」は彼女に巡ってきたのだろう。  「判りました。でも、私は呪うことはできません」  私は彼女をまっすぐに見る。 正直、目の前にある「本物」を扱う自信はない。 おそらく、それを扱えば、私に災いは訪れるだろう。  ・・・残念だが、命をかけてはやれない。  「・・・ならば、私が使います」  彼女はファイルをパタンと閉じて、艶やかに笑った。 半端以上に綺麗だから、一瞬ぞくっとする。 それに彼女は知っている。 自分に才覚があることを。  ・・・そして、彼女は知っている。  私が放っておけないタチだということも。]]></content>
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		<title>朱華からのお知らせ</title>
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		<modified>2011-12-11T22:04:57Z</modified>
		<issued>2011-12-11T22:04:57Z</issued>
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		<summary type="text/html">こんばんは、朱華です。 皆様、ご無沙汰しております。  今回は、お知らせをはさま....</summary>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[こんばんは、朱華です。 皆様、ご無沙汰しております。  今回は、お知らせをはさませていただきます。 　1.2012年の上半期鑑定について   2.今週の鑑定について   3.オズ増刊への掲載について    　＜1.2012年の上半期鑑定について＞ 2012年上半期の鑑定について、お知らせ致します。  1月〜6月の運勢と、 どうしたら良い方向にいけるかというアドバイスをさせていただきます。  今回も、仕事編・恋愛編の２つをご用意いたしました。  「恋愛編（出会い中心 OR 既存の恋中心　をお選びください）」　 「仕事編（就職・転職編 OR 今の仕事編　をお選びください）」 どちらか１つをメールでお返しします。 料金は7000円となります。  今困っていることがありましたら、 １つだけおまけで見ますので、 あわせてお書き下さい。  ご希望の方は、 メールで朱華まで、お知らせくださいね？  締め切りは12/31です。 よろしくお願いいたします。   　＜2.今週の鑑定について＞ ツイッターでもお知らせしておりますが、 12/4-12/15まで、朱華はビジネスパートナーの緊急事態のヘルプ人員として、 一日20時間体勢で常駐しております。 現在、シャワーを浴びに帰るだけ・・という状況でして、 12/15まで、鑑定をお受けすることが出来ません。 12/16以降は、いつでもお受けすることが出来ますので、 しばらくご容赦願いますよう、宜しくお願い致します。   　＜3.オズ増刊への掲載について＞ 今月に発売される、オズ増刊への掲載が決まりました。 でも、朱華。 すでに原稿を提出しておりますが、発売日をしりませぬ。。（汗） 発売が確認できましたら、また、お知らせさせていただきますので、 しばらくお待ちください。  宜しくお願い致します。]]></content>
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		<title>誘い（２）</title>
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		<modified>2011-12-03T15:30:05Z</modified>
		<issued>2011-12-03T15:30:05Z</issued>
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		<summary type="text/html">4時間後。 再び赤坂に戻ってきた私が出迎えたクライアントは、 少し疲れた顔をして....</summary>
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		<dc:subject>日記</dc:subject>
		<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja"><![CDATA[4時間後。 再び赤坂に戻ってきた私が出迎えたクライアントは、 少し疲れた顔をしていた。 彼女のお母様と同じように、綺麗な着物を着ていたけれど、 心なしか、疲れた顔をしていた。  ルームに入って、静かにお茶を出す。 そこまで、彼女との会話はまったくなかった。  「お願いしたいことがあるのです」  先に口を開いたのは、彼女で。 彼女は持ってきた風呂敷の中から、 1冊のファイルを取り出す。  そこにファイリングされていたのは、古ぼけた紙だった。 本というには、薄い。たった数枚の、紙。 そこに書かれているのは、 古い言葉だが、とりあえず、軽くは読めそうだ。  だが。 それを本格的に読む前に、 私は目を上げて、彼女に問う。  「・・・誰かを、呪いたいのですか？」  彼女は小首をかしげて、儚げに笑った。 疲れたような、その顔。 本当はそんなことは、問わなくても、判っていた。  「コンナモノ」を手に入れるということは、 彼女が呪いたいのはたった一人なのだろう。 自分が結婚するはずだった人。  「コンナモノ」とは。 ・・・本当に人を呪うための方法が載った書。 ほとんどの呪いは口伝で伝えられるから、 まともな書物なんてないはず。 そんなものを拝むことなんて、 今までなかったことだった。  彼女は私に対し、まっすぐな目を向けた。  「手伝っていただけませんか？」 「冗談を。私が・・・首を縦に振るはずがない」 「それでも、お手伝い頂きたいのです」  彼女は、とても・・・ とても暗い、沈んだ目をしていた。 この数ヶ月、彼女に何があったのだろう。 それをまず、聞きたかった。  無論、呪いの片棒を担ぐつもりはない。 だが、何が彼女の目をこんなふうにしてしまったんだろう。  それを・・・私はどうしても聞きたかった。]]></content>
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