2007年12月に記した、連載をしている月刊誌の記事を読み返してみた。皆さんは、どのように感じるだろうか?
『暮らしの中の風水』 山田光復
『時代は繰り返す』
私達風水師が鑑定を行うにあたって、使用する暦があります。
というよりも暦がなければ何も分からないと言い切れるほどです。
暦とは、正に『中国カレンダー』です。
このこ暦の起源は、中国・秦漢時代の時令思想説に遡ります。
時令(じれい)とは、為政者が季節ごとに発するお触れのようなものであり、また自然現象を整理した暦のようなもので、具体的には、どの時期にどのような農作業をするのかを事細かに記したカレンダーであす。
今で言う、長期気象予想といえます。
為政者は、やはり国家の為に、安定した農作物を求め、気象予想を欲し、暦が研究されたことが分かります。
この中国暦に使用されているのが、六十干支であります。この六十干支(ろくじゅうかんし)の「干(かん)」とは、十干のことであり、「支(し)」とは「十二支」を意味しています。
「六十」とは、十干と十二支の組み合わせが60パターンになることを示しています。
総じて、六十干支とは、十干と十二支の組み合わせが60種類あるということでです。
今では、年月日を全て数字で表記していますが、この暦では数字が無い時代ですので、全て60干支で表記いたします。
例えば、2007年12月10日を暦に置き換えますと、
『丁亥年 辛子月 戊寅日』となります。年は年毎に替わり、60年でひと廻り、月は毎月に替わり、60ヶ月でひと廻り、日は毎日で60日でひと回りします。
よって、60歳になると、生まれた年の干支に帰りますので、赤ちゃんに帰るということで、『赤いチャンチャンコ』を着て、還暦をお祝いするのです。
今年(2008年)に還暦を迎える人は、今年(2008年)の干支、戊子年生まれであることが分かります。
以上のことから、『時代が繰り返す』ということが解ってきます。
60年で干支がひと回りするということは、60年前と同じ状況が造りだされるということです。そこで、世相を読むことが出きるのです。
ちなみに去年、2007年は、丁亥年です。
60年前は、1947年ですが何が起こったかといえば、国会・立法府にだけ目を向けても「日本国憲法の施行」をはじめ、1月16日「内閣法」3月31日「教育基本法の公布」、4月1日「児童福祉法の施行」等、多くの法が作られました。同じように、昨年は、これらの法の見直しや、多くの法が作られた年でありましたが、このことは偶然では無いということです。
そこで、2008年は、戊子年であります。いったいどのような年になるのか?
詳細は、シリーズでお届けしていきたいと思います。