介護時代を考える

今月、私は一人残っていた母親を亡くし見送りました。

これで私のルーツになる両親はいなくなりましたが、介護をしっかりして見送れた事が、一番何よりもだったと思います。

介護に少子化・・・介護って、本当にお金や人手が掛かるのです。

施設があるじゃないと、知らない人は考えるかもしれませんが、施設って・・・お金が掛かるんですよ、初めの頃は3カ月単位での転院が良い付けられていて、入院させたら次の病院探しでしたし、その後施設を探したら・・・べらぼうな入所金が掛かると言う所ばかりで・・・本当ににびっくりしました。

かといって、自宅で誰かが見ると言うと、その人の仕事や収入なども犠牲にした上に、物凄い精神負担を与えてしまう事になるのです。犠牲者ですよね・・・

今までは、サラリーマンには転勤が当たり前で、出世の為なら仕方がないと思われていましたが、最近のサラリーマンは、介護の為に転勤は出来ませんと言うそうです。難しい選択ですよね・・・

私の所は弟がいて、2人で手分けをしていろいろやって来ました。仕事も、私はこういう仕事をしていましたし、弟も、上手く時間を作れる仕事だったので、何とかこなして来れましたが、最後は長期療養型の病院で息を引き取る事が出来ました。

ここは他と比べても、私たちでもなんとかなるレベルの金銭的な負担でしたから、救いでした。

あくまでも私の感想ですが・・・在宅介護はお勧めしません。

私の所は、父親が脳梗塞で倒れてから18年介護・・・母親が脳溢血で倒れてから11年介護と・・・途方もないと思える介護経験をしました。

ただ、とてもいいドクターが居た長期療養型の病院だったからこそ、見送れた思います。

長くなればなるほどに、悲しい事にいい思い出が一つづつ消えて行ってしまうと言う実感を経験しましたが、それでも自宅介護よりは全然幸せだったと思っています。

金銭的に難しい人も沢山いる事は知っています。行政も冷たいのですよね・・・本当に。

介護を理由にしての転勤拒否・・・どうなるのだろうか・・・その後が心配です会社とは、それほど冷たいものです・・・でも、会社側からすれば、そうしなければ会社が持たないと言う・・・

これからの介護時代・・・足りないものばかりになるのかも知れない。

今回...火葬場の空き待ちには参りましたから・・・何かの参考になれば。