8月は葉月(はずき)

暑い、暑い、蒸すーーーっ!と言って喚いても暑いのには変わりなし!笑 でもーーーっ暦の上では秋!Σ(゚д゚;) 由来も落ち葉の「葉落ち月」実りの喜びと凶作への不安を感じる月だったのでしょう。

今月はお盆行事で先祖の霊をお迎えする月でもありますね。 ここでちょっと「頼みの節句」と「月遅れ盆」「盆踊り」についてまたまた例年同様、書いておきます。

●「八朔」(はっさく)=「頼みの節句」

人々の想いが今も繋がる行事としては「八朔」(はっさく)(朔とはついたち=旧暦8月1日を指す) 「田の実の節句」を語呂あわせして「頼みの節句」などと呼ばれる。

田の神に五穀豊穣・風水害除けを願うとともに早生の稲穂を本家や知人に贈り収穫の前祝をする風習そのものを意味します。 現在では祭礼としての「八朔」は続いていますが、お中元、暑中見舞いと重なって一般的には「頼みの節句」贈答習慣は残っていません。 例外として花街・祇園では新暦八朔の日に芸子さん、舞妓さんが日ごろ「頼み」にしているお茶屋や芸事の師匠宅へ挨拶回りをする。

●「月遅れ盆」

8月15日を中心に夏季休業に入る企業や商店が多いのは江戸時代商家で始まった「薮入り」と言う習慣の名残です。

お盆のしきたりを時系列で追いながらご紹介

12日:精霊棚(盆棚)供物、お花を用意します。 13日:迎え盆。位牌などを仏壇から精霊棚に移し供物を供えます。夕方の迎え火には麻の皮をはいだ麻幹(おがら)を焚いてお迎えします。 14日~15日:供養。法要や墓参り、会食などを行います。 16日:送り火。迎え火と同様に門口で麻幹を焚いて霊を送ります。

京都の「五山送り火」も大規模な送り火ですね。 また小船に明かりを灯し、供物を載せて川に流す精霊流し、燈籠流しも送り火の一種ですね。

●「盆踊り」

平安時代に僧の空也が提唱した「念仏踊り」が始まりとされ、室町末期に一遍上人(いっぺんじょうにん)が広めました。

もう一つのルーツは菅原道真が讃岐に赴任中(886~889年)干ばつにあい命がけの物乞いで成功。 道真の感謝の踊りを見た法然上人(ほうねんしょうにん)が引継ぎ「念仏を唱えながら踊ると良い」と勧めたもの。

お盆の行事として全国に定着したのは江戸時代、地獄の業苦から開放された霊の喜びを表現している説。

今月はお墓参りに行きご先祖さんに感謝し、毎度お盆休み恒例の中津川「岩寿荘」にいって念仏踊りをまたまた踊りまくって行きたいと思っております。 そして「頼みの月」新暦で今日は皆様に感謝!!何卒、よろしくお願い致します。

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