占い師が語る、占い師の日常から占いの極意まで・・・

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井口清満の占いブログ

みなさんにとって、少しはお役に立つお話を出来ればと思います。
このブログが、沢山の方の目に止まる事を願い、書き続けていきます。

2007-03-30

実話 悲しきシェフの思い 13

奥さんは、パンフレット類の間を注意深く調べた。
「先生・・・これは?」
そう言って手渡してきた物は、どこかの鍵であった。
「何処の鍵ですかね?見た所あまり重要な所の鍵ではないようですが・・・会社の私物なんかは調べましたか?」

この鍵が意味のあるものだと思い、聞いてみた。

「会社の私物・・・あっ!そうだ、小さなおもちゃの金庫が入っていました。緑色の・・・おもちゃの金庫のようだったのと、振ってみても何にも音がしなかったので、そのままになっています。」

「その金庫はありますか?」
「はい・・・ちょっと待って下さい・・・」
そう言って奥さんは隣の子供部屋らしき所に入っていきました。

「これです・・・確かに鍵穴がありますが・・・」
そう言って手渡されて金庫は、確かにおもちゃのような金庫でした。
しかしちゃんと鍵穴があり、コンパクトな為、簡単に何かを入れておくためには良いのでしょう。

「鍵を差し込めるかどうか試していいですか?」
「はい・・・お願いします。」
緊張の時が過ぎた・・・
この鍵が合わなければ、探す事は困難な事であろうと思う。

おそらく・・・この鍵が符合するのだろう・・・
ちらっとシェフのほうに目を向けると、小さくうなずく姿が見えた。
                   続く
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2007-03-28

実話 悲しきシェフの思い 12

号泣するシェフ・・・

「さあ・・・貴方の言いたかった事をお話くださいますか?その箱の中に何があるのですか?」

「この箱の中には、私が一生懸命に貯めたお金を預けてある通帳がある・・・」
私は奥さんを振り返った?
奥さんは首を横に振り
「通帳なんか、無かったです・・・貴方?この中にそんな通帳は無かったわ!」

「ご主人・・・その通帳は確かにこの中に入れてあったのですか?」
「そうです・・・○○銀行の○○支店に預けてある」

「ご主人・・・この箱の中身を、一回出していいですか?」
「はい・・・いいです」
「奥さん、この箱の中身を、ここに全て広げて下さい。」
私が言うと、奥さんは全てを畳の上に広げた。

中に入っていた物は、領収書と、家族で出かけた事がある所のパンフレット関係が主だった。よほど家族で出かける事が楽しかったのだろう。

「主人は仕事柄、休みがなかなか取れなくて、私たちに悪い悪いが口癖でした。」

「奥さん・・・そのパンフレットの間を、全て確認して下さい。」
私は自分の思い付きを伝えた。
                   続く
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2007-03-27

実話 悲しきシェフの思い 10

さっきまでと表情が変わった・・・
目の色も変わった・・・

「聞こえますね、徳丸さん。今の貴方なら」
私はシェフに話しかけた

「俺は・・・俺はあんたに・・・殺そうと思ったんじゃない!ただ・・・今の生活を守りたかっただけなんだ。」
シェフは自分の両手を見つめながら叫ぶように言った。

まだ感情の制御が上手く出来ないようだ。

「今の生活?どんな生活ですか?徳丸さんの守ろうとした生活って・・・」
「私の守りたかった生活って・・・家族を守るという・・・?????」
自分の言葉の矛盾に、突然気がついたように、髪をかきむしり始めた・・・

「そうです・・・貴方は死んだのです。守る事は出来なくなってしまったのですよ・・・悲しいけど」
私の言葉にハッとした顔を上げた。
「守りたかったんですよね?大切な家族ですものね。お子さんも一人っ子で心配だったでしょう?」

「ウオー・・・!私はどうすればいい?どうすればいいのだ・・・・う・う・う・・・」
号泣と言う表現がぴったりのなき方であったが、死者のそれは何故か 悲しみに満ちていた。
                  続く
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2007-03-26

実話 悲しきシェフの思い 10

シェフが大切にしていた箱
今その箱を、シェフの前に開いて置いた。

見えないはずの奥さんと宮下さんも、思わず息をのんでしまいそうな、重苦しい空気。
皆が見つめる箱・・・そこだけを見つめて目を離せない・・・
もしかするともう一度・・・ご主人を見ることが出来るのではないかとの期待する目・・・

友人を、なんとか助けてあげたい、伝えさせてあげたいと思う、友人の宮下さんの気持ち

「さあ・・・この箱の中に、貴方が伝えたい何が入っているのですか?」
「この・・・この箱の中に・・・妻に・・・・」

言葉を発する事に慣れていないようで・・・
途切れ途切れの言葉になってしまうもどかしさを
、本人が一番感じている筈である。

その時シェフはしゃがんで箱の中に手を入れた。

「ガタッ」
箱の中に手を入れた時に音がした・・・それをシェフの奥さんが聞いていた。
「今 音がしました・・・聞こえました。主人が音を出すような事をしたんですか?」

「はい・・・今そこの箱の中に手を入れたのです。それでふたがずれて音が鳴ったのです。」
私は状況を説明した。

「そうなんですか・・・やっぱり聞こえたんですか・・・私にも」
再び泣き出した奥さん

それを見つめる・・・・シェフ
あきらかに先ほどまでの顔と違ってきている。
目が・・・優しさを取り戻しているのだった。
                    続く
Posted by kiyoman at 23:54:35Comments(0)TrackBack(0)
2007-03-26

実話 悲しきシェフの思い 9

身構えた状態のまま私は、奥さんの横に立つシェフの霊に話しかけた。
「どうする気ですか?奥さんのこの姿を良く見て下さい」

「・・・・・・」
黙ったままのシェフ
写真で見るより、はるかに歳を取っている様に見える・・・
「さあ・・・これから私が貴方の言葉を奥さんに伝えますから、話をしましょう。」

私がそう言うと、奥さんを見下ろしていた顔が、今度は私を見た。
赤い目をした青白い顔・・・
「貴方はもう死んでいるのですよ?お子さんの事が気がかりな事は、私も奥さんも十分分かっています。
でも・・・奥さんは貴方の安らかな死を望んでいます。何か問題でもあるのですか?」

その時シェフの赤い目から、ツーと一筋の涙がこぼれた・・・
そして静かに指を指した。
そこには、整然シェフが几帳面に自分の大切な物をしまってあったという箱があった。

「奥さん・・・この箱は調べましたか?」

「あ・・・この箱は、一度開けただけで中身はそのままにしてあります・・・唯一そのままの物です」

「ご主人はこの箱を指差しています。何かあるのかもしれませんが、今一度開けてもらえませんか?」

私は奥さんにそう指示して、シェフを見た。
小さくうなずくシェフ・・・・
私の前で静かに箱が空けられた

私はそれを受け取り、シェフに見えるように置いた。
                  続く
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2007-03-26

実話 悲しきシェフの思い 8

部屋に入っていくと、何ともいえない霊気・・・または冷気を感じる。

誰かがこちらを、息を殺してじっと見つめているような気がする・・・
この時の誰かとは誰かが分かっている。
「徳丸さん・・・出てきてください。お話をしたいのです。奥様がとても心配しています」

何も反応はなし・・・迷っているのか?考えているのか?

それとも襲い掛かろうとして隙を狙っているのか?

その時だった
「貴方・・・私と涼ちゃんは大丈夫よ!心配してくれるのはとても嬉しいのだけれど・・・もう今の貴方じゃ、何も埋められないのよ・・・分かって!」
そういうと奥さんは畳の部屋で泣き崩れた。

私は部屋の中を注意してみた。
その時だった・・・TVのすぐ横に気の乱れを感じた。
それを見落とすわけが無く、移動する霊体を追尾した。
するとその霊体は、無く崩れる奥さんの横で止まったのだった。

「どうする気だ?」
私はどのような状況にも対処出来るような体制で身構えた。
                    続く
Posted by kiyoman at 13:48:00Comments(0)TrackBack(0)
2007-03-25

実話 悲しきシェフの思い 7

ガチャ・・・・
先ほどの事があるので、私も踏ん張りながらドアを開けた。

「シーン・・・」
今度は静まり返っていた。
「二度目はありませんか?そうでしょうね・・・普通はあの一回で十分追い返し効果はありますから」

「先生?主人は居なくなったのですか?」
徳丸さんは不安げな声で後ろから聞いて来た。

この時の不安は、ご主人への恐怖なのか、悲しさからなのかは、私には分からない。

「いえ・・・確かにこの中に居ます・・・気はまだ感じますから・・・ただご主人は、先ほど廊下で話していた内容をお聞きになっていましたから、もう乱暴は止めたのでしょう。」

私は部屋の中から目を離さずに、レーダーを張った状態で受け答えをしていた。
さすがに先ほどのような目には、私も合いたくなかったので・・・

「徳丸さんのご主人・・・逃げないで下さいね。私は貴方と話がしたいのです。奥様もそれをお望みですから・・・いかがですか?」
私は出来る限り、相手を落ち着かせるように気を配りながら、話をした。
「奥さん・・・上がらせていただきますよ」
「靴は脱がなくても良いですから、そのままお上がり下さい」

奥さんは先ほどの手形を覚えているので、何時でも私が逃げられるようにとの配慮でそう言ってくれたようです。
「そんな失礼な事は出来ませんよ・・・それこそご主人に叱られてしまいますからね・・・」
誰に答えたのかは分からない・・・おそらく奥に居る徳丸さんのご主人・・・悲しきシェフに答えたのだと思う。

「さあ・・・行きますか」
そう言うと、私は靴を脱いで上がった。
                    続く
Posted by kiyoman at 23:18:26Comments(0)TrackBack(0)
2007-03-25

実話 悲しきシェフの思い 6

私の胸にくっきり残った両手の手形・・・
痛みもある。

何よりもこんなにクッキリ手形が残る事自体凄い事だと思う。

私自身初めての経験でした・・・
さすがに全身鳥肌が立つ事を感じながらも、ポーカーフェイスを通す事が必要な状況・・・

「拒否されてしまいましたね〜。もう一度トライするのは、さすがに勇気が必要ですね」
「先生・・・無理しないで下さい・・・私たちには危害を加えないと言うならば、我慢して生活していきますから・・・」
そう徳丸さんはうつむきながら言った。決して本心でない事は、十分伝わってきました。

「危害を加えないのは今だけです。いずれ長い間、浮遊の霊でいたら、その正確は凶暴になってきてしまうでしょう。そうなると、貴方や可愛くて仕方の無かったお子さんにまで、無差別な危害を加える事になるでしょう。ですから・・・貴方の我慢は無意味なのです。少しきつい言い方ですが・・・ご理解下さい」

私のはっきりした物言いで、徳丸さんの迷いは消えたようであった。
「はい!主人はもう亡くなったのです。その主人がこの世に迷っているのであれば、それを助けてあげる事が一番だと思いました。生き返るのでなければ・・・」

毅然とした態度で奥さんは言った。
「そうです・・・ご主人を救ってあげましょうね」
そういうと私は、再び冷たく重い、鋼鉄のドアに向かって立った。
「さあ・・・行きますよ・・・」
取っ手をさっきよりも強く握り締め、がチャッと言う音をさせて、一気に引いた!
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2007-03-24

実話 悲しきシェフの思い 5

ドアを開けた・・・・
すると予期せぬ事が起きたのだった!

「ドン!」
私は2人の前で、大きくのけぞった・・・
まるで空けた瞬間に誰かに、胸を勢い良く突かれたように・・・
「うっ!」
その時の私は、予想もしていなかった事もあり、ドアからはじかれ、7階の渡り廊下の胸くらいまでの壁から落ちそうになるほど、上半身が外側にのけぞってしまっていた。
危なく落下する所でした・・・

あっけに取られる2人

見えないから仕方の無い事ですが、2人から見たら、私が一人でうめいて、危ない一人芝居をしているように映ったのでしょう。

「せ・せんせい!大丈夫ですか!?」
慌てて私の手を掴む二人・・・

「参ったな!」
この時の私は、さすがに背中にビッショリと汗をかいていた。

私はおもむろにシャツをたくし上げて、胸を見た。
何とそこには、親指を内側にした、真っ赤な手形がはっきりと刻印されていたのだった。

「先生!この手形は?もしかしたら、夫の?!」
目の前で起きた事と、この手形を目にした事で、パニック状態になった徳丸さんは、泣き始めた。

「大丈夫ですよ・・・徳丸さん。驚いただけですから・・・私も・・・ご主人も」
                  続く
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2007-03-22

実話 悲しきシェフの思い 4

エレベータを降りた、私と徳丸さんと宮下さん。

私の顔を見て、小さくうなずき徳丸さんの奥さんは歩き始めた・・・
自分の部屋の前にたどり着くと、もう一度私の顔を見た。
不安げな表情であった。
自分の家なのに、これほど不安な顔をしなければいけない事は、とても悲しい事だった。

「さあ・・・カギを開けて下さい。そして開いたら下がって下さい。私が開けますので・・・」

「ガチャ!」鍵があいた・・・
無言で下がる奥さんと宮下さん。
私はそんな二人にうなずきながら、ドアの正面に立った。
ドアノブに私の手がかかった。
静かのドアノブをまわす。
ギッー
その時恐るべき事が起こったのだった!
                   続く
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2007-03-21

実話 悲しきシェフの思い 3

マンションの前でタクシーは止まった。

降り立ったのは、私と奥さんと、紹介者の男性。
この男性は亡くなったシェフの友人であった。

一同がつばを飲み込んだ・・・
「さあ行きましょうか?徳丸さん(仮名)」

「はい・・・」

「あの・・・僕も行ったほうが良いでしょうか?」
このご主人の友達の男性(宮下さん)はかなり腰が引けてしまっていた。

「宮下さん・・・怖いでしょうが付いて来て下さい。貴方には徳丸さんの奥さんを守ってもらいたいんです。」

「ま・守るって・・・僕に出来るんでしょうか?」
宮下は当然過ぎる質問を投げかけてきた。

「大丈夫・・・徳丸さんのご主人は、邪魔な私だけを狙って来ますから、貴方方には基本時に危害は加えないでしょうから」

「基本的って?例外があるんですか?」
「そうですね・・・死後随分経っていますと、人としての記憶や感情が薄くなってきてしまいますから
そのパターンだと、見境がなくなるのです」

「・・・・・・そんな」
「大丈夫です。お子さんが怖がらずに居るようですので・・・奥さんや貴方の事は認識できる筈ですから」
私は笑いながら言った。
場違いな笑顔だったかもしれないが、今はコレしか出来ない・・・

「さあ、行きましょう。徳丸さん 案内して下さい」
そう言うと3人はエレベーターホールに向かった。
                   続く
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2007-03-21

実話 悲しきシェフの思い 2

自宅に向かう車の中・・・

奥さんの話では、今現在もそこい居る。
その話が事実ならば、家族には危害を加えなくても、他人の私が訪問すれば、敵対的な感情が
爆発してもおかしくない・・・

いや・・・むしろ 霊になってしまった彼には、家族への愛以外の感情は、欠落してしまっている可能性もある・・・

むしろその方が多いかもしれない。
それにいつ家族にその霊としての心が、悪意に転換されてしまうかも知れない。

このままでは、まだ幼い子を抱えたこの奥さんに、
いずれそうせざる得ないであろう再婚も、出来ない程の拘束になってしまうだろう・・・

本人も成仏の道を歩まなければ、ただの悪霊に成り下がってしまう。

すべてに対しての良い方向のために、結果を導き出す為に、私が行かなければならない。

「先生・・・このお礼は?」
「今はまだ、私の力で役に立てるかどうか分かりませんから、後ほど・・・心配しなくても大丈夫ですよ。奥さんから高額な額を頂きませんから・・・」

「そろそろ着きますね?」
私が唐突に言うと驚いたように奥さんが言った。
「はい!次の信号の脇です」
そう答えた。

確かに住所的には、ある程度地理が分かれば言えるのでしょう。
しかし 私の場合は、対象に合わせてその感じる強弱で近いか遠いかを感じ分けるのです。

これは今まで、自分が霊相手に生き残ってくるために、危機回避能力として身に着けてきた、大事な感なのです。

あっという間にタクシーは一つのマンションの前で止まった。
                   続く
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2007-03-20

実話 悲しきシェフの思い 1

このお話は、私が12年位前に、ある人の依頼で動いた案件のお話です・・・

場所は東京 江東区のとあるマンション7階のあるお部屋

その日は私の知り合いに連れられて、36歳くらい女性が訪ねてきました。
「実は私の主人のことなんですが・・・」

話を聞くと、ご主人は都内のホテルのシェフをしていたそうなのですが、ある日仕事中に心臓発作で帰らぬ人になってしまったそうです。

本当にあっという間の出来事で、周りに居る同僚の人たちも、一体何が起きたのかも分からずに、呆然としてしまったそうです。
それまで仕事一途の真面目人間だったそうです。
一種の職人と呼ぶべきでしょう・・・

その日は・・・更に幼い一人息子さんの誕生日だったそうで、そのケーキを作っている最中に起きた発作だったそうです。

作業台の上には、完成した息子さん用のケーキが残されていたそうです。

「それで?もしかするとそのご主人がまだ居ると?」
私が問うと、奥さんはハッと目を見開き私の顔をまっすぐ見てきた。

「そうなんです!亡くなったのは昨年の9月なんですが、今 私ははっきりと誰かが居るという気がするんです。主人の匂いみたいな物が、フッと前を通り過ぎるような・・・」

今は6月・・・成仏のタイミングを逃した悲しき霊か・・・

「お子さんの反応は?おいくつですか?お子さんは」
「はい、今 2歳です。子供がいつもパーって言って、まだ捨て切れていない、仕事用の服の方を見上げて言うんです。」

「幼いお子さんには見えるんですね・・・生前と同じように・・・しかし、まだご主人の霊と限った訳ではありませんからね」

お子さんの2歳の誕生日に、忙しい仕事のかたわら、ケーキを作り、作り終えたら心臓発作で亡くなった。さぞ無念であったろう・・・残した家族を心配しただろう・・・その悲しき心が、魂を現世に縛り付けてしまう。

悲しき霊たちよ・・・

「これからお家にお伺いしても構いませんか?念のためにお子さんは家には居させないようにしてもらって・・・」

「はい!お願いします。子供は実家に預けてありますから心配ありません」

奥さんは初めからそれが希望だったようでした。
                  続く
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2007-03-20

本当にあったお話(新潟編)18

静まった地神の怒り・・・
如来様の守り・・・これがこの家の後々まで守りになるであろう。

生まれたお子さんは大きくなり、親と同じ医師の道を目指している。
病院ももう一棟増やし、そちらも順調に伸びている。
実はこの頃から私は、息子夫婦にシフトしていたのである。
お母さん先生が、のちに逮捕起訴された宗教団体を崇拝し、私に対する態度の急変があった為に、息子先生が怒り、私自身も疎遠になってしまっていた。

そういう訳で、私の守る相手はこの息子さん夫婦とお嬢さん、そして病院と言う図式になったのです。

二棟目の病院も、建設する段階から私の出来る限りにこうした方が良いと言う指示従ってくださって、外観そして壁面の色、内部の部屋は位置に至るまで、私の理想どおり作ってくれました。
そういう意味では、大変なプレッシャーを感じますが、今すでにこの二棟目の病院も、10年になり順調な伸びを示しています。

お母さんとは、その後会っていません・・・
今は停電騒ぎの家には、誰も住んではいない・・・
10年前の地竜道神さまの怒りが、まるでそうさせたような感じがします。
あのままではいけない・・・と

息子先生ご夫婦には、私がついていますので、今後とも守っていくつもりです。
それがあの時に、地竜道神さまと約束をした事だったのです。
生かすものは誰かを・・・
神は知っていたのです
                 完
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2007-03-19

本当にあったお話(新潟編)17

沈んでいく地竜道神
去っていく・・・眠りにつく・・・

「フー・・・眠りにつきました。とりあえず許可を貰ったという感じですね。」
冬だというのに、私の背中はビッショリ汗をかいていた。

「先生・・・もう二度と出てこないのでしょうか?」
お母さん先生が聞いてきた。
「いえ・・・二度と出て来ないというたぐいのものではありません。地神さまですから」

この時私の説明を不服そうに聞いていたお母さん先生
のちにこの家の、このお母さん先生がきっかけで、更なる地竜道神さまの怒りを買い、結局この家をみんなで出て行くことになるとは知る由でなかった。
それは・・・10年後であった。
                  続く
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2007-03-18

本当にあったお話(新潟編)16

にらみつけられる・・・物理的にそういう訳ではないにもかかわらず、圧倒的な目を意識した。

「面白いやつだな・・・お前」
怒りがこめられた気が、フッと消えた。
「お怒りは十分にわかります。この土地から出て行けという貴方の気持ちも。」

「もうよい・・・この土地を浄化した。昨夜お前の念気で、ワシは弾けて怒りをあらわにしてしまった。土地を守る筈のワシが、周りに住む他の者たちにも、多大なる迷惑を掛けてしまった・・・これはいかん事だった。」

「いえ・・・その怒りも仕方の無い事・・・突然いらいらしている貴方に、あんな念気をぶつけられれば・・・弾けもします」
「結果的にお前がアレをしてくれたおかげで、この家の者たちは、わしに気がつき、この家を空ける事が出来た。そしてわしは浄化を自らの手でし直した。」

「先ほど如来様が・・・」
「そうじゃ・・・わしの浄化が終わったので、解放されたのだ・・・」
「失礼ですが、貴方のお名前をお教えいただけませんでしょうか?」
「わしの名か?わしは地の神・・・地竜道神じゃ」

地の竜道・・・水脈を司る神か・・・
「では・・・ここには井戸が?」
「そうじゃ・・井戸をむやみに埋めてしまった事から始まったのだ。その水脈がそとの柱の下を通っている・・・」
「外の柱?電柱ですね?だからショートして火花が出たんだ」
「明かりが消えて、人は弱くなる。活動をしなくなる・・・だから清めるには一番いいのだ」
「地竜道神さま・・・今後・・・この家に気をつけさせますから・・・お許しを」
「うむ・・・わしは少し眠るでな・・・」
そう言うと、声が更に下に沈んでいった。
                  続く
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2007-03-18

本当にあったお話(新潟編)15

吸い込まれるような気
私はそこに向かって念気を送り込んだ。
昨日とはまったく質の違った、挑戦的ではない友好的な気を・・・
しかしその中からは、まったく反応がなかった
「・・・・・さてどうするか・・・」
私はもう一度その場所に、もっと深い場所に念気を送り込んだ。今度は昨日の挑戦的な気と、友好的な今の気をミックスしたような念気を
「おまえか・・・昨日の」
静かで太い声が返って来た。
「はい!昨日は大変失礼な事をしてしまいました。お許し下さい。」
「おまえのその気・・・なんだそれは?」
「これは私が練り上げた気・・・念気と言います」
「その気であれば、邪霊などにはかなり有効的であろうぞ、しかしわしのような者には、まったく不愉快にさせる気・・・念気?だったぞ」

「はい・・・通常私の相手にする者は、邪霊などです。ですから貴方のような位の方には、不快感を与えてしまったと、十分感じております」
私は畳から手を離さずに頭を下げた。
「うむ・・・しかし・・・少しは効いたぞ。だから年甲斐も無く怒りを感じて、暴れてしまった ワハハハ・・・」
今日の気には、怒りをまったく感じなかった。
むしろ友好的な気を感じる。しかし油断は禁物であった。
「お怒りはお静め下さりましたか?それとも何かをお求めになりますか?」
私の問いに、目に見えない目が、一瞬ギロリとにらみ付けたような感じがした。
                  続く
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2007-03-17

本当にあったお話(新潟編)14

その問題の部屋・・・
付近一帯を停電にしてしまうほどの力を持っている何者かが居る部屋。

「じゃあ さすがに私でも怖いけど、その部屋に向かいますか・・・」
これは私の本心であった。
昨晩の停電と寒さの恐怖は、私にもさすがに恐怖として残っていた。

「さあ・・・入りますか。」
みんなは部屋には入らずに、入り口で見守っていた。
懸命な判断である・・・
「ここですね・・・今日はやり方を変えましょう」
そう言うと私は、例の場所辺りに座り込んだ。
「先生!大丈夫なんですか?」
心配してくれる声を、片手を上げて制した。
「さて・・・昨日は気分を害してしまったようですから、今日は私も昨日以上に真剣に対話します。

そう言うと手を合わせて、自分の印を結び、呪文を唱え始めた。
そしてそれが終わると、再び畳に右手を当てた。
「フーッ」
大きく呼吸をして、その右手に全神経を集めた。
昨夜とは明らかに違う手ごたえが伝わってきた。
昨日ははじかれる感覚だとしたら、今日は吸い込まれるような感覚がした。
                   続く
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2007-03-15

本当にあったお話(新潟編)13

菩薩様に話しかけた
「私は菩薩ではなく如来です・・・」
私の思っていた事を見透かされていた。間違えていた事を指摘されてしまった。

「すみません・・・如来様ですね?貴方は・・・」
またしてもこちらが問いに困っていたところ
「私はここに守りとしています。この災い多き家に・・・」
「何故貴方がここにいらっしゃるのですか?」
「私は連れてこられました・・・女の人に」
「女の人に?」
私はお母さんにこの如来様の購入者を聞いてみました。しかしその答えは定かではありませんでした。
のちほど息子先生ご夫婦に確認してみるしかないかなと思いながら、如来様に向き直りました。

「貴方はなぜこんな所で守りを?貴方ほどの方がこんな像の中に留まる事自体おかしいではありませんか?」
「私にも分かりません・・・ただこの像から出れません・・・何故かは分かりませんが」
「出れない?」
「でもそれも終わりのようです。昨夜から私は自由になりました。」
「昨夜から?それまではこのような会話は出来なかったという事ですか?」
「そうです・・・貴方の気は感じていましたが、何も伝えられませんでした」

「それではこの家に張られていた強力な霊気は知っていましたか?」
「知っています・・・その怒りも」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「しかし不思議に今日は穏やかです」
「確かにそう思います。」
「その場所に行って見なさい」
「分かりました。のちほど・・・」
私たちはその昨夜の問題の部屋に向かった。
                    続く
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2007-03-14

本当にあったお話(新潟編)12

許し代わりに、一度その住人に退去をさせる・・・
あの家に居る地の神様が命じた条件だったのだ。

そして促されるように停電が起きて今 こうしてホテルでの宿泊を余儀なくされた。

この一家を一時的に追い出すためだけに、近辺を同時に停電させる・・・
あまりにも規模が大きいために、ただの偶然と思われる方も多いと思います。
それはこれを読んだ人それぞれのとらえ方ですから、仕方の無い事だと思います。
しかしスタートの電柱の火花・・・
これも偶然で済まされるレベルなのでしょうか?

翌日・・・改めてその家を恐る恐る訪れてみた。
何も変わらない・・・いや?何かが違う・・・
そうか、空気が違うのだ。
何だろう?誰だろう・・・
私に話しかけて来る・・・だれかが?
地の神様?違う。それとはまったく気が違う。
何かとても暖かく感じる気だ・・・

私は招かれるままに、はじめに訪れたリビングに向かった。
私の呼びかけてくる声を頼りに・・・
そこには石で作られた、20cmほどの菩薩様が置かれていたのだった。
「この菩薩様は?」
わたしはお母さんに聞いてみた。
「息子たちが買った物では?」と知らないみたいだった。
息子夫婦は、お医者さんなので、どうしても今日は病院に行かなければいけないので、この場にはお母さんと、紹介者の方と私だけしか居なかったので、正確にこの菩薩様の情報は得られなかった。

「この菩薩人形が、私に話しかけてきます。聞いてみますね」
そう言って気をその菩薩様に向けた。
{貴方は・・・菩薩の中に居る貴方は誰ですか?本当の菩薩様が、この中にいらっしゃるとは思えないのですが・・・}
すると・・・その菩薩様が私の問いに答えてきた。
                   続く
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2007-03-13

本当にあったお話(新潟編)11

夜中の12時・・・・
それは全てのリセットの時間。
息子先生が12時を過ぎ、全員でそのホテルに宿泊をする事を決めた後に東北電力に電話をしました。

「○○町の停電はどうなりましたか?えっ!?12時12分頃急に復興したんですか?それで原因は分かったんですか?」
「・・・・・・・」
耳を思い切り傾けるみんな
「原因は不明なままなんですね?そうですか・・・分かりました」

一同は顔を見合わせて、それから時計を見た。
時間は12時20分くらいだった。

「12分くらいと言うことは、さきほどフロントに部屋確保の電話を入れた頃ですね」

まさしくタイミング的にはその後に復興したというタイミングに感じられた。
言葉を無くしてしまった一同
私ですらまさかの復興に、言葉を失ってしまっていた。
                   続く
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2007-03-12

本当にあったお話(新潟編)10

ホテルの部屋から窓の外を見ながら思案に暮れました。

「私たちがあの家に住む事を拒否していたのですね?」
「そうですね・・・ですからあの空虚感。なんともいえない空気が立ち込めていたのです。人が住んでいるのに無人の家のような感覚。私が最初に感じたことの意味でした。」

「それではもう私たちはあそこに帰ることは出来ないのですか?」
お母さんがすがるように聞いてきた。
「いえ・・・そんな事はありません。一時的な事の筈です」
私は振り返り、息子先生に電力会社に何度も聞いて下さいとお願いしました。
息子先生はもう一度ホテルから電話を掛けましたが、まだ原因不明ですとの答えでした。
時間は12時近くになっていました。
途方にくれるばかりでした・・・
「先生・・・今日はみんなでここに泊まる事にしましたから、ホテルに連絡します」
息子先生が時間も遅いし、停電が直る見込みがないと言うことで、泊まる決心をしたようです。

その時・・・そうかこれはリセットなんだ・・・
一度みんなをあの家から追い出して、反省を促すつもりなんだ・・・と私は漠然と思いました。
だから泊まる事を決め手からじゃなきゃダメだったんだ。
「リセットなら12時過ぎだな・・・」
私はそう言うと息子先生に、12時を過ぎてからもう一度電力会社に電話するように指示しました。
                  続く
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2007-03-11

本当にあったお話(新潟編)9

あの家の畳の下・・・
そこの隠された秘密
「実はあの下には古くからの地の神がいます。そこの地鎮祭をしっかりしないままあの家を建ててしまったようです。これは昔は仕方の無い事だと思いますが・・・」
そこには息子さんご夫婦と、そのお母さん医師。
それから私を紹介した六本木のビルオーナー
私と4人が居たのですが、私を除くみんなの目・耳が私の言葉に集中しました。

「ただ・・・あそこは悪い事に、更に増築を繰り返してしまいましたね?」
「はい・・・ちょうど二つの建物をつなぎ合わせた形に内部ではなっています。」
お母さんが答えた。
「ですから廊下には段差が生じてしまっている所もあるくらいですから・・・」
息子先生が答えた。

「増改築した事により、一度は静まった神の怒りが、増してしまったのです。増築の時には特別に何かやりましたか?」
「・・・・・・」
「あの家に眠る地神さまは、あそこに住む人間は全部出て行けと叫んでいます」
「それで・・・家族以外誰も寄り付かないし、入れないのですか?」
「そういう事ですね・・・そして私たちも結局今 あの家を追い出されてしまった・・・という事になる訳です」
「それじゃ・・・私たちはあの家に帰れないのですか?」
「いえ・・・それはこれから・・・」
私もこのまま引き下がれないので何とかするように考えていた。
                   続く           
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2007-03-11

本当にあったお話(新潟編)8

地区一体の停電・・・
真冬の停電は、物凄い寒さと恐怖を与えた。
パニックになりかけるみんなを大丈夫と励ましながらも
「まさか・・・こんな事になるとは・・・まずいな」と後悔しながら考えていた。

「先生・・・この寒さではどうにもならないし、一旦場所を変えませんか?」
そう息子先生が提案してきた。
ここは考えている状況ではないので、即座にOKを出し、息子先生の車で、ホテルオークラに部屋を取っていただき非難をしたのだった。

ホテルに入って、東北電力に問い合わせたところ、いまだに原因不明で、停電が続いていて、解決の見込みが立っていないとの返事が返ってきました。
「そんな大掛かりな停電か・・・」
私は腕組みをして窓から外を見た。
この辺は明かりが点いていて、停電の影響はなさそうであった。
「本当にあの辺りだけ停電なんですね。原因不明といい、私たちは間違いなく先生の力だと思っています。しかし・・・先生、何があの畳の下に」

私はまだみんなにあの下のパワーの事は、伝えてなかった事に気がついた。
あ「あの下には・・・」
                  続く
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2007-03-09

本当にあったお話(新潟編)7

何の変哲の無い畳の間・・・
私はその気の噴出場所に手を当てた。
時刻はいつの間にか夜を迎えていた。
新潟の寒い冬だった。

「・・・フン!」
気を注いだ。
その時だった・・・バチバチとその部屋の窓の外で火花が散ったと思ったら、部屋の電気が一斉に消えたのだった。
「キャッ!」
お嫁さんとお母さんの悲鳴があがった。
「・・・・まずいな・・・」
私はこの状況の原因は、今の私にあると思った。
「先生・・・井口先生?」
息子先生が慌てて問いかけてくる。
「ここに地の神様がいます。その神が何故か怒りまくっていて、この土地から全ての人間に出て行けと言っていたのです。だから話を聞いてもらおうと思い、気を合わせたら・・・・怒ってしまいました」

私はこの状況下にしては、多少のんきな返事を返した。少しでもみんなの恐怖心を排除しなくてはと思う気持ちからであった。

こういう大きな家は、セントラルヒーティングで、電気が切れると全ての部屋の暖房が消えてしまうので、急激な雪国の寒さが襲ってきて、一層怖さを際立たせてしまった。
その時になって外が赤い光で埋められた事に気がついた。
消防車の赤いライトであった。
先ほどのバチバチと言う火花で、誰かが消防車を呼んだのだった。
まてよ・・・この畳の位置と外の電柱は、壁一枚の差だけではないか・・・
と言う事はないか・・・
外が気になり急いで飛び出してみた。
案の定 外一体が停電であった!
何かの偶然?
「先生・・・これは偶然ではありませんよ。私たちは見ました。先生が力を強めた瞬間に火花が出て、そのあとの停電・・・を」
息子先生が小声で言ってきました。
「すいません・・・まさかこんな大事になるとは」
「いえ・・・謝らなくても大丈夫です。それ程の意味があったのだと思います」
真冬の停電・・・家の中の神の怒り・・・
                    続く
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2007-03-09

本当にあったお話(新潟編)5

この家の霊気の秘密・・・
この家に人を寄せ付けない気
この家に人を入れない気
この家に人が住むことを許さない気

さらに案内されて家の中をくまなく歩いた。
部屋数だけでも結構な数
家族は何人?
この段階では3人
3人でこの家?
使われないままの部屋が数多くある。
しかし・・・この気を強く出している場所は?

「この居間・・・ここか。」
「ここはあまり使っていないのですが・・・」
私が最も気になったのは、1Fの畳の部屋でした。

さて・・・ここの何処からか・・・
私は神経を集中させてサーチを開始した。
「・・・・・・・?」
私が意識を集中させた場所は、何にもない畳の一角でした。
ここ?
何故?
何も無いはずのこの場所に?
この下と言うことか?

この畳の下・・・そこからとてつもなく強い気があふれていた。
                   続く
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2007-03-08

本当にあったお話(新潟編)5

人の気配がしない・・・
ここには余り人が来ないようですね?

そう問うた私に、まったく違った反応をした親子。
そうですと言った息子夫婦
多少顔を背けたお母さん

後で聞いたところによると、お母さんが極度の潔癖症のために、人を家の中に上げる事を拒否していたそうです。
稀に人が来ると、その足跡を拭き掃除を必死にしていたそうです。
広めのリビングに通された私は、先ほどの自分の発言を肯定するような風景を目にした。
豪華な白いソファーには、何故か白い布が被せられ、ほとんど人が座った事が無い事を物語っていました。
ここの住人ですらこのリビングを使っていないようでした。
息子(後に私と長い付き合いになるお医者さん)さんが
「先生の言われるとおりです。このリビングに人が入ったのは、先生で2人目です」と・・・
こんな冷たい空気が感じられたのもうなずける・・・
しかしこの家には、この冷たさを引き出す最大の問題があったのです。
                  続く
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2007-03-08

本当にあったお話(新潟編)4

そこには立派な鉄筋つくりの家が建っていた。
入る前から押し寄せる嫌な感覚から顔を背けながら一歩足を踏み入れた。
そこには異様な空気が張り詰めていた。
誰も人の気配が感じられない・・・
住んでいる人がという意味ではなく、他人がという意味である。
友達や知り合い全てがその除外者であった。
何故?
私は感じたままを口にした。
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2007-03-06

本当にあったお話(新潟編)3

新潟に行ったのは、とても寒い時期でした。
その家は、大きな病院を経営していまして、自宅も大変立派な家でした。

迎えの車に乗り、その○さんの家に到着した私は、早速 その家から放たれる異様な雰囲気と気を感じました。
その○さんの息子さん夫婦とは初対面でしたが、その時には、前回東京でお孫さんが出来ますと言ったわたしの言葉を、裏付ける結果が出ていたのです。

なんとお嫁さんは妊娠をしていたのです。
しかし・・・それを確認した産婦人科の同僚医師が、思わず「そう簡単に出来るはずが無いんだ!」と口走ってしまったそうです。
ですからこの対面時は初対面でしたが、ご夫婦の私に対する信頼は、多少あったようです。

しかし・・・この家に一歩足を踏み入れてからの展開は、まったく予期しなかったほどの衝撃があり、今でもしっかりと覚えています。
その・・・驚くべき現象の数々・・・・それは
                  続く
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2007-03-05

本当にあったお話(新潟編)2

本題のお孫さんの話に移りました。
依頼内容は、お嫁さんの不妊の件でした。
お嫁さんもお医者さんで、そのお嫁さんが勤めている病院も大きな病院で、そこの婦人科に掛かっているらしいのですが、前に問題があり片側の卵巣が不全らしいので、かなり出来にくい状況らしいのです。
そうこうしている間に時間が経過してしまい、年齢も厳しくなってしまってきたようです。

病院を経営していますし、将来の跡取りが必要な悩みは十分分かりましたので、相談にのりました。

「子供は出来ますよ」
「本当ですか?出来にくいと言われているのですが・・・」
「必ず出来ます。そうですね・・・比較的早めな時機に妊娠する筈です」
「先生・・・一度新潟に来ていただけませんか?」
「うーん・・・新潟ですか?」
私はこの時期、毎週 土・日曜にここ六本木で10人から12人を見ていたし、予約も一杯だったので、悩みました。
しかし・・・この家にはもう少し大きな問題があるように感じたので、行く事をOKしました。
それから数週間後・・・・
私は新潟の地を踏みました。
                   続く
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2007-03-04

本当にあったお話(新潟編)

このお話は、ラップ音と同じように、実話です。
新潟のお医者さん家族に、依頼された私が、そこで実体験したお話です。

私はその頃、六本木の事務所で、霊障害関係の相談を受けていました。
そこへ紹介で、新潟のお医者さん一家のお母さんが相談にいらっしゃいました。

初めての相談内容は、お嫁さんに子供が出来ず、跡取りがこのまま出来ないのでしょうか?
という質問でした。
もう一つは、自分が体が悪く、それはどこでしょうか?分かりますか?という、ある意味テスト的なご質問がありました。
まあお孫さんの件のご依頼があるくらいだし、何せお医者さんですから仕方ないテストかなと思い、
私はそのお母さんに向き直りました。
私は目を閉じ、そのお母さんに向かって手のひらをかざしました。


相手は自分の病気を知っている訳ですから、このテストには、あいまいな答えは初めからあり得ません。
そんな状況のテストですので、かなり緊張しました。
「答えは・・・C型肝炎・・・ですね」と私は答えました。
すると・・・
「はい!そのとおりです。びっくりしました」と言って、CTスキャンで撮影された、自分の写真を出しました。
やはり答えをすでに持参済みでのテストでした。
まったくフーの気持ちでした。
このテストにより、信用されたとのお言葉でした。
お金持ちにはよくあることです。
信用するまでは大変ですが、一度強く信頼をされればOkという事なのです。

さてテストに合格した私は、本題のお孫さんに関しての鑑定に入りました。
                  続く
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2007-03-04

死後のすぐ後の世界 #8

お通夜の時・・・死者はその場にいます。
稀に事故などの場合などは、その場に留まってしまっていたりする事があります・・・これを地縛霊と言います。

この地縛霊になってしまうと、その場から自力では動けなくなってしまうので、お通夜の席にも現れる事は出来ません。

それ以外の普通の死に方の場合は、このお通夜の席に、みなさんが見えないだけで相手からは良く見えているのです。

ですから、お通夜に行ったのなら、出来るだけ心を込めたお悔やみをされる方が良いと思います。

悪い考えをしていても、それは見られていると思ったほうが良いでしょう。
そして、本当に貴方がお世話になった人のお通夜であれば、探してみてはいかがですか?
この中で登場した向井さんのように、何かしらの印を表してくれるかも知れませんよ?
Posted by kiyoman at 21:43:52Comments(0)TrackBack(0)
2007-03-04

死後のすぐ後の世界 #7

背中をなぜられたようなきがした母親
それを隣で見ていた息子が
「母さん・・・それはきっとお父さんだよ お母さんに最後の挨拶に来たんだよ」
「そうかな・・・やっぱり!私もそんな気がしたんだ、だってその手が凄くあったかく感じたから」

その時であった、向井さんのご主人は、ロウソクのそばに立ち、その炎を思い切り立ち上がらせました。
「お母さん!あのロウソクを見て!お父さんがまるでそうだよと言っているみたいに・・・」
「本当だ・・・ほ・・本当だ・・・あの人だ」
二人の顔を、ロウソクの暖かいオレンジ色が照らした。

向井さん・・・上出来ですよ!
向井さんのご主人は、とても嬉しそうな顔をして私にうなずきました。

お通夜の席に、無くなった方は、このように考えていたりするのです。
                    続く
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2007-03-04

死後のすぐ後の世界 #6

「向井さんは背筋がゾクッとした事はありませんか?
何か急に背中をなぜられたような・・・とかの経験は?」

息子さんと奥さんの後ろへ移動した向井さんは、ポカンとして聞いていた。
「そうか・・・背中をゾクッとさせたり、背中をなぜたりか・・・分かりました。さすがにこの場所では私につなげて考えますよね?」

「そうですよね・・・貴方に会いたがっていた訳ですから喜ぶ事はあっても怖がる事は無いのではないでしょうか?」

「ありがとう!さっそくやってみます」
そう言い向井さんは奥さんの背中に手をそっと当ててみました。
幽気体となってしまった向井さんの体は、もちろん奥さんの体には、本当は触れられないのですが、奥さんに気持ちを伝えたいと言う気持ちが、きっと奥さんの体に変化を伝える筈です。

「あっ!」
「どうしたのお母さん!」
小さく叫んだお母さんの異変に気がついた息子が声を掛けた。

「今 私の背中を、誰かがなぜた気がしたの」
                 続く
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2007-03-02

思い通りいかない世の中・・・フー

この世の中・・・なかなか思うようにいかないものですね。
みんな違う考え方をして、同じ内容について考えても・・・やはり無駄。
トンネルが両側から掘っても、行き違わない。
そんな感じ・・・それじゃ同じトンネルを2本
掘っているだけで無駄・・・
でも実際には無駄では済まされない・・・・
答えを出さなければいけない事が沢山ある。

私にも・・・こんあ悩みはあります。
人の事ははっきり見えるのに・・・
なんで自分の事は・・・トホホ・・・
やっぱり人間なんですね・・・と思います。
自分で出すしかない答え。
一踏ん張りしましょうか!笑
明日から・・・
Posted by kiyoman at 22:16:58Comments(0)TrackBack(0)
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