「清兵衛さん・・・貴方は6代目当主と言われますが、貴方が出ていらっしゃると言う事は、その前の当主の方々も含めて、貴方が意見力が一番強いという事でしょうか?」
私はズバリと聞きました。
「・・・・」
先祖の霊は無言のまま、こちらをじっと見つめています。
「無言とと言う事は、お認めになるのですね?」
「他のものは、腑抜けじゃ!みんな代を継続する事だけを考え、しかしそれが災いして、衰退の危険に晒した奴らよ・・・」
吐き捨てるように言い切った先祖の霊は、赤い血の滲むような目で、こちらをも睨み付けてきます。
「分かりました、失礼な質問 お許しください。そしてお怒りをお静め下さい。」
「おぬしは何用があってわしを呼んだ?」
「はい・・・この家に今も存在する、3体の霊体たちが、何者なのか伺いたいのです。何か悪い霊体のイメージがしなかったもので、貴方ならご存知かと思いお教え頂きたいと思いまして・・・」
清兵衛老人は、周りをぐるりと見回し、私を見つめました。
続く