神を黙らせる事は出来ない。
神を消す事も出来ない。
しかし・・・私でも出来る事が一つだけある。
神にお詫びをして、この家の今後の会心を約束して、今回だけは引き下がって欲しいと言う気持ちを
伝える事だけは 出来る。
その話が伝えられる・・・そして声を聞ける。
そこに掛けてみるしかないのだ。
「老人たちに協力してもらいたい事があります。
よく聞いて下さい。僕は生身の人間です・・・・
このままでは私の体と精神はもちません・・・
そこで貴方達の精神を、一時的に僕のボディスーツのように変形させて、僕に纏わせて下さい。」
精神が崩壊する事を防ぐ方法として、精神のみで生き続けるもの達の、強き精神力を、クッションとすることにより、長い間 神との交信を可能にする。
「わしらの精神力・・・精神力には自信がある。しかし相手は神ぞ?わしらなどの精神力など・・・」
その老人の答えに、2人の霊がうなずく。
「私の力をそこに足します・・・障壁としては出来ると思います。さあ 迷っている暇はありませんよ。」
「分かった・・・」3人の霊たちはうなずき合い、
霧のように四散した・・・そして私の周りに霧のようにボッと翳ったように纏わり付いた。
「お見事です!さあ 神と交信を始めます。」
「ハーッ・・・」気を高めていきます。
突然私に向かっていた強い気が弱まり、先ほどまでの突風のようなものも消えた。
「誰だ・・・我が中に踏み込んできた奴は・・・」
重々しい声が前方より聞こえてきた。
続く