あの家の畳の下・・・
そこの隠された秘密
「実はあの下には古くからの地の神がいます。そこの地鎮祭をしっかりしないままあの家を建ててしまったようです。これは昔は仕方の無い事だと思いますが・・・」
そこには息子さんご夫婦と、そのお母さん医師。
それから私を紹介した六本木のビルオーナー
私と4人が居たのですが、私を除くみんなの目・耳が私の言葉に集中しました。
「ただ・・・あそこは悪い事に、更に増築を繰り返してしまいましたね?」
「はい・・・ちょうど二つの建物をつなぎ合わせた形に内部ではなっています。」
お母さんが答えた。
「ですから廊下には段差が生じてしまっている所もあるくらいですから・・・」
息子先生が答えた。
「増改築した事により、一度は静まった神の怒りが、増してしまったのです。増築の時には特別に何かやりましたか?」
「・・・・・・」
「あの家に眠る地神さまは、あそこに住む人間は全部出て行けと叫んでいます」
「それで・・・家族以外誰も寄り付かないし、入れないのですか?」
「そういう事ですね・・・そして私たちも結局今 あの家を追い出されてしまった・・・という事になる訳です」
「それじゃ・・・私たちはあの家に帰れないのですか?」
「いえ・・・それはこれから・・・」
私もこのまま引き下がれないので何とかするように考えていた。
続く