このお話は、ある時機私が、住まいを探すときに、自殺のあった部屋ばかりを探して借りていた頃がありまして、もちろん家賃交渉が目的でしたが・・・
そんな中で、少し怖かったお話をいたします。
1988年頃、私は当時まだ28歳と若く、まだお金も無い頃のお話です。
私は当時 早急に住む所を探さなければいけない状況になってしまい、部屋探しをしていました。
そうは言っても、はじめに掛かる金額が大きくて、出来るだけ安い家賃の所をと探していました。
そんなある日、私は某駅から5分以内のマンションの前を通りかかりました。
何か異様な雰囲気を突然頭上に感じて見上げました。
そこはタイル張りの少し古めですが、しっかりした作りのマンションが建っていました。
私が異様な気を感じたのは、そこのちょうど二階の部屋でした。
私は思わず歩く事を止めて、見上げていました。
「これは・・・何かあった部屋か・・・」
私は近くの不動産屋に行って、この物件の空きを聞いてみた。
「すみません・・・あの○○ビルは空いてませんか?」
「えっ?あ・空きですか?・・・ありますよ。ちょうど2階が・・・見てみますか?」
不動産屋のおじさんが、ちょっとぎこちない受け答えで答えてきた。
やはり・・・そうか。
「そうですか。見てみたいですね。今から」
私がそう言うとおじさんは慌てて
「今からですか?もう夜ですし、あそこは今 電気が通っていないので、真っ暗なんですよ。見えませんよ。明日にしませんか?」
おじさんは何とか明るい時にと伸ばそうとして来た。
続く