角部屋で、隣に部屋が無いほうの壁をたたく音・・
「何だよ・・・これ?」
さすがに慌てたように言う加藤
「まさか・・・ここまでついて来たのか?そんな事があるのか?」
坂下も先ほどの井口の言葉を思い浮かべながら慌てた・・・
「地縛霊じゃなかったのか?あの部屋に居て、動けないんじゃなかったのか?」
「自縛霊か?いや浮遊霊だったのか?!」
「まだ音だけだ!中には簡単に入れないだろう。今のうちに2人に伝えなきゃ!!」
「そうだ、頼むぞ加藤!俺は玄関のドアにこの塩をまいてくる!!」
「坂下!!」
「何だ?加藤・・・」
「少し多めにまけよ・・・」
「ああ・・・そうするさ!!」
2人は戦う気持ちになってきていた。
「宮部、裕子・・・早く出て来い!大変なんだ!!」
加藤の慌てた口調と、お風呂場の外での会話が聞こえていたので、すぐに反応があった。
「うん!分かった。そこどいていて。」
「うん・・・ごめん。坂下・・・終わったか?終わったら、2人が出てくるから向こうに行くぞ」
2人は部屋の中に入った。
続く