部屋に戻った二人を待ち構えていたのが、お風呂場から叫ぶ裕子の声だった。
「キャーッ!」
慌ててお風呂場のドアに向かって駆け寄ろうとして、かろうじて踏みとどまり
「二人とも!出て来い!!服の事は気にしている場合じゃないぞ!」
加藤が大きな声で言った。
「わ・わかった・・・今出るから!!」
「俺達は後ろを向いているから・・・早く!」
「ガチャッ」
お風呂場のドアが開き、二人が出てきてタオルを巻いた。
「何があったんだ?」
「今は説明はあとにして、加藤君達は早く上着を脱いで、部屋でお塩を振りかけて!」
裕子の提案に、そうかという表情で加藤はうなずくと
「坂下!早くしようぜ!」
そう言いながら上半身裸になった。
坂下も急いで上半身裸になる。
「良い?二人とも背中を向けて!!急いでお塩をかけて清めなきゃ!」
そう言って加藤には裕子が、坂下には宮部典子が塩を掛けた。
「フーッ・・・これでよし・・・と」
「さっきの叫びは・・・何があったんだ?」
続く