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この部屋に誰かいる! 31

2007-05-16

「そんなはずは・・・あっ!確かにあれほどガチャガチャ回していたドアノブも、井口先生が携帯に電話をくれるほんの前に、ピタッとしずかになったな」

「そうね・・・本当に何事も無かったように」
裕子がドアノブの方を見ながら言った。

「そうか・・・そのタイミングで・・・僕が来た事を察知したか・・・・」

井口はそう言って窓の方に向かった。
先ほどの男が覗いた状態のままだったので、カーテンが開いた状態のままだった。

「この窓か・・・でも、手形も指紋残っていないよ?幻覚か・・・4人一緒に。」
井口はポツリと言った。
それを聞いていた宮部典子が強い口調で言った。

「幻覚なんかではありません!!4人とも見たんです・・・そして聞いたんです、あの声を・・・」

「分かっているよ・・・君達が嘘を言っていないのも知っているし、幻覚というのも、普通に言う幻覚とは違うんだ・・・それも分かっている。」
井口は出来る限り優しく言った。

「信じてくれますか?僕達を?」

「ああ・・・だからこんな時間でも来たんだろ?この時間は割増料金だぞ?あははは」

井口の笑い声に引きつっていた4人は、自然とこわばらせた顔を崩した。

「さて・・・この部屋の主は・・・君か?」
井口は裕子を指して言った。
「はい!河野裕子と言います。21歳です・・・」

緊張したのか歳まで自己紹介した。
「歳は良いのに・・・21歳か、若いな〜」
井口は少しおどけていった。
「さてさて・・・では河野裕子君の部屋に、アイツが二度と来れない様にしておかなければな・・」
そう言って井口は部屋の真ん中に胡坐をかいて座った。
               続く             

Posted by kiyoman 22:10:24 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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