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お墓の復讐 9

2007-06-05

「申し訳ありませんが・・・・ようはどこまで私の言葉を信じるかです。一角とはいえ掘り返すのです。もちろんお金も掛かりますし、大仕事にもなると思いますから・・・強要はしませんし、する気も有りません。ただ、私が呼ばれたからには、見えたことをお伝えする事が仕事です。」

私ははっきりと言った。
とても冷たいような発言に聞こえるかもしれないが、それだけは事実だからそう伝えるだけである。

「・・・・・・・」

お父さん、お母さん、遠藤さんの3人は、それぞれ無言でうつむいていた。

「遠藤さん・・・・それでは私の仕事はここまでです。仕事としては途中までなので、報酬の3分の1で結構です。」

私はそう言って席を立った。

「待って下さい!先生。」
遠藤さんが声を掛けてきた。

「あの・・・このままでは・・・家は?弟は?」

「それは私が今この場で答えなければいけないことですか?それは脅迫と同じになってしまうので、私には言えません。」

「分かりました・・・先生の言葉を信じます。」
突然お父さんが席を立ち上がってそう言った。

「お父さん・・・・・井口先生の言葉を信じてくれるの?」
遠藤さんがお父さんを見つめながら言った。

「だってな・・・幹夫の事を当てられた時点で、この人に頼らなければ、終わってしまうような気がするんだ・・・この家は。」

「お父さん・・・・」

「それに井口さんは、今回ここを立ち去れば、二度とここえは来てくれない気がする・・・」
お父さんは私の目を見ながらそう言った。
何の根拠だろうか・・・しかし、それはずばり当たっていた。
私には、二度目はないからだ・・・・
一度外れたタイミングは、簡単には戻らないからだ。

「お受けしても良いでしょうか?」
「はい!お願いします。」

                 続く

Posted by kiyoman 22:50:37 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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