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お墓の復讐 14

2007-06-09

遠藤家に戻った一同は、初めの部屋にいた。

「あの墓石が土台に埋まっていたから、息子の右足が原因不明の骨肉腫で、切断したあへくに転移によるガンで死んだというのでしょうか?」

お父さんが一気に聞いて来た。

「おそらく・・・それを私は感じたからあのお墓が見えたのです。あのお墓を感じたのは、何ともいえない重苦しい怨念だったのです。」

「怨念・・・ですか・・・罪の意識でこうなったわけではないのに・・・・クソッ!」

お父さんは小さく嗚咽をもらした。

「その気持ちは分かります。しかしその家の主は貴方です・・・お父さん。それに男の跡継ぎ・・・それが幹夫くんだったのです。その跡継ぎを恨みの対称にする・・・末代まで怨んでやる、呪ってやる・・・というのと同じパターンです。」

「それでは私が男だったら、私が骨肉腫に?」

「正確には言えませんが、そうだと思います。」
遠藤さんが、両腕で、自分の体の振るえを抑えるようにして聞いて来た。

「可愛そうな幹夫・・・」

「墓石を土台にしていたのも事実。幹夫君が死んだのも事実・・・そして見えない墓石が私の言ったように、掘ってみたらありました。これで2つが線で結ばれた事になります。」

私はここでゆっくりみんなを見回して言った。

「肝心な事は、幹夫君は成仏できていない事です。自分の右足の靴を探し・・・ずっと・・・これも呪いです。ですから墓石を掘り出して供養する事が必要だったのです。」
{・・・・・・・・・・」

「呪いを解けば、成仏させやすくなる・・・・」

                   続く

Posted by kiyoman 22:09:10 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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