そのデジカメに写っていたのは、無数に漂う 大小のオーブであった。
「これは人魂?こんなに沢山?」
遠藤さんは絶句しながら言った。
「オーブと言って、まあ 人魂のようなものですね。霊魂と思ってもらって良いでしょう。」
「それが・・・このお墓の周りに、こんなに一杯?」
「うん・・・そのようです。」
「井口さん・・・私はどうすれば良いでしょうか?さすがにやばいかなと・・・思っています。」
住職が泣きそうな顔で、私に言ってきた。気持ちは早く退散したいのだろう・・・しかし このままでは終われない・・・
「遠藤さん・・・これからご住職のお経の上に、私の念を乗せますので、ところどころでシャッターを押してください。枚数は気にせずに・・・同じ場所をとってもらった方が、比較しやすいので、そのようにお願いします。」
そう言って私は、デジカメを遠藤さんに手渡した。
「さあ・・・・これからが本番です。住職・・・猛一文張りお願いします!」
「はい!分かりました。」
続く