「しかし・・・私はその龍門氏の尻拭いはしたくありませんからね。やはりお断りします。今なら内容もまだお聞きしていませんし・・・」
私はあくまでも突っぱねた。
「そこを何とか・・・今度は私からの依頼としてお願いしたいのです。」
「途中からの依頼は高いですが?それでも良いですか?」
「はい!私もそのつもりです。このままでは胡蝶蘭自体が駄目になってしまいますから・・・お願いします・・・・井口先生。」
「・・・・・分かりました。明日もう一度伺います。」
そういって電話を切った・・・
はたして依頼の除霊は完了したのか?ママの体に憑依していないのか?怪我の具合はどうなのか?
そして私が興味を持ったのが、龍門と言う男だった。
何と言ういい加減な仕事をする男だろう・・・
霊能者と言って、報酬だけ取っていく。
依頼者の事は二の次・・・・その精神・・・いったいどんな男なのか知りたくなった。
とにかく明日お店に行ってからだ・・・・
続く