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足首を握り締める「手」 6

2007-07-05

翌日 お店に顔を出した私を、出迎えたのは斉藤マネージャーだった。

私が行った時間は、21時を過ぎていたのでお店が開店していた。
にぎやかな声が、エレベーターホールまで聞こえてきていた。

「井口先生・・・わざわざありがとうございます」
「大丈夫です・・・それよりお話を聞くにはどうしたら良いでしょうか?」

「はい・・・ここは他のスタッフに任せて、私と場所を移動しましょう。そこが・・・問題の場所ですので・・・・」

「分かりました。行きましょう。」
2人は程なく店を後にした・・・

そのお店から歩いて6分くらいの場所に、その問題の場所が存在していた。

「このマンションです・・・ここはお店で働く子達の寮として借りているマンションなんです。」

「・・・・・・・・・・・」
私はマンションを下から見上げてつぶやいた。
「何だ?この真っ黒な気は・・・・」

「井口さんがそう言うのであれば、やはりあの龍門とか言う男は、結果を出せていないという事ですね?」

「うーん・・・中を見てみないと何とも言えないが、マンション自体を取り巻く瘴気は健在ですね」

「とにかく部屋に向かいましょう。もうみんなお店に出勤していますので、安心して下さい。それからすぐにサキエママもこちらに来ますので。」

斉藤マネージャーは、出来る限りの明るい笑顔を保っている。仕事柄なのか・・・たいしたものだ

「サキエママ・・・退院したんですか?」
「はい・・・今日の朝です。今日はもう一度自分の目で確かめたいと言い出しまして・・・井口先生には迷惑は掛けませんので、お許し下さい。」

「そうですか・・・退院できて何よりです。」
私も明るい笑顔で 返した。

「さあ・・・それでは」
そう言って斉藤さんはマンションの中へ入っていった。
その部屋は7Fにあった。
                    続く

Posted by kiyoman 22:29:20 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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