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足首を握りしめる「手」 17

2007-07-23

きっぱりと言い切る私に、斉藤マネージャーはびっくりしたように私に言った。

「井口さん!本当にいいのですか?私はこの龍門さんは信用出来ないのですが・・」

斉藤さんの心配はもっともだろう。
私も本来ならこのような決断はしないだろう。
しかし龍門という霊能者が、私には許せない気持ちが強かったので、他の方法で教えてあげることにしたのだった。

「斉藤さん・・・心配はいりませんよ。私はプロですから。さあ 行きましょう。鍵を開けてください。」

「はい!」
そういうと斉藤さんは部屋の鍵を開けた。

ドアを開けると同時に部屋の中からあふれ出す異様な臭気・・・まるで大型の獣を飼育している檻の中のような匂いだ。

隣で龍門氏が、無意識に顔をそむけた。
前に来た時に、この匂いを彼も感じたのだろう。今回はその時の記憶が、彼の顔をそむけさせたのだろう。

「斉藤さん・・・この匂いは分かりますか?」
「はい!だんだん強くなっているようです。」
「今日も女の子たちはここからお店に出勤したのですか?」
「いえ・・・龍門さんにせんじつみてもらった2日後に、女の子はほかの部屋に避難させました。」

「それはいい判断でしたね。なあ龍門クン?」
私は隣で顔を歪めている男に、皮肉をこめて言った。
              続く              

Posted by kiyoman 00:07:40 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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