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足首を握りしめる「手」 25

2007-07-28

室温がどんどん上がっている・・・
「斉藤さん・・・少しだけ我慢をしてください。」

「分りました・・・井口さんがそう言うのであれば、悪い意味ではない事だと思いますので。」

「井口さん・・・この蒸し暑さは井口さんが?」

「悪い・・・龍門クン。今は手が離せないので、質問は後に願いたい。」

私はさらに両掌に集中して念気を放出した。
サキエママは着物を着ているのに、先ほどから汗ひとつかいていない・・・
やはり間違いなく憑依しているのだろう。

その時中を走り回っていた霊体のうち1体が、話をしている私に唐突に向かってきた。

「あぶね〜!」
今度は私の右肩にぶつかってきた。
凄い衝撃だった。
思わず片膝をつく私に、もう1体が向かってきた。

その霊体の顔の前に、とっさに開いた右手をかざした。

「ギキーッ!!お・おのれ・・・」

今度は部屋の天井に緑色のシミが広がった。
そして臭い匂いとともに消えた。
何とか間に合った。

少し怖かった・・・そして焦った。
相手が3体にもなると、やはりやっかいだ。
「残りの奴は?」
私は最後の1体を探した。私の右肩に激突
した奴だ。

「井口さん!!こっちです!」
龍門氏の叫びで、そちらに気を向けた私は、今にも斉藤さんにぶつかるかと言う瞬間の霊体をみた。

「龍門クン!!」
思わずその横に立つ龍門氏に叫んでいた。

「分っています!」
               続く

Posted by kiyoman 18:45:22 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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