すか私も馬鹿ではなかった。
ただ自分の除霊を、龍門くんに黙って見せるつもりはなかった。
正直 守りには役立つと思っていたが、この場で彼の実力が見れる事がベストだった。
あのぞんざいな口のきき方が、実力にうらずけされたものなのか、それとも口だけの男なのか・・・・
いま偶然にもその機会がやってきた。
龍門クンも自分に被害が及ぶ状況下では、動かざる得ないのであった。
また私のやっている事に、少し興奮したのと、力の顕示欲に駆られたのかもしれない。
どちらにしても、私には助かる展開だった。
一気に襲いかかる霊体・・・・
胸の前で十字を切った 龍門氏・・・
そしてその手に握られている小さな小瓶。
彼はその小瓶の蓋を急いで開け、向かってくる霊体に小瓶の中身をかけた!
龍門は、小瓶の中身をかけた後、両手を胸の前で組、指をしっかりと絡ませた。
まるで教会で懺悔するときのスタイルに似ている。
「ハッ!」
裂ぱくの気合いが、龍門クンの口から出た。
続く