本日はこの29 のほかに28も載せましたので、そちらを先にご覧ください。
大きくため息をつく龍門氏
「井口さん・・・これきついですね?」
「ああ・・・悪意ある霊体を消し去るのは、半端な集中力じゃないからな・・・」
「井口さんはそれを2体もすでに消し去っている・・・大したもんだ・・・」
「おや?褒めてくれるのかな?」
「これでも意外と素直な方なんですよ。」
「なるほど・・・君は素直なんだ・・・」
「なんか引っかかる言い方ですね?」
「うん・・・引っかかって結構・・・」
「・・・・・・・・・・・」
私をじっと見つめたまま黙る龍門氏
「素直ついでに教えてくれ・・・なぜ君は徐霊を・・こいつらを消さなかった?」
「4対1ですから・・・勝てたとしても、こちらも無傷ではいられません。割が合いませんよ。」
「じゃあ・・・このママに憑依した奴を、君は知っててどうするつもりだった?」
「ママに1体ずつ憑依させて消すつもりでした。」
「なに?憑依される人間の体がどうなるか、君だって知っているだろ?」
「ええ・・・生命エネルギーが、どんどん奪われます・・・悪くすると死・・・または発狂するでしょう。」
「・・・・・・・・」
「僕が依頼された仕事は、この部屋の霊を消し去ることです。」
続く