この話はショートなんですが、私が以前 高知で経験したお話をご紹介します。
私は月に一回、四国出張をしていました。
その日は高知市内で一泊する予定だったのですが、何かの会が開催されているらしく、どこのホテルも満員でした。
こんな事はめったにないのですが、私は仕方なく、少し薄汚れた、暗い感じの知るホテルに落ち着きました。
食事を兼ねて、外で少し飲んで帰ってきた私は、シャワーを浴びると、さっさとベッドに横になりました。
少し本を読みながら、いつの間にか寝てしまっていたようです。
私はホテルに泊まると必ずすることがあります。
よく壁に飾ってある絵・・・この裏側。
またベッドの下や、備えてけの机の引出しの裏側。
このあたりを念入りに調べる事を必ずするのです。
なぜなら、何かあったホテルや部屋であれば、だいたいお札が貼ってあるものなのです。
しかし・・・この日に限って私はその確認を怠ったままベッドで睡魔にいざなわれてしまったらしいのです・・・・
時間は夜中の2時30分頃・・・
突然の寝苦しさに目覚めた私は、横向きのままぼんやりした視線を前方に向けていた。
その時だった・・・ベッドがなぜか後ろ側が沈み込む感じがした・・・
まるで誰かがベッドに乗ってきたような沈み方だった・・・
「あれ?」
そう思った私は、左手で後ろ側を探ってみた。
小さなシングルのベッドなので、すぐに逆側のヘリに指が触れてしまう。
「気のせいか・・・」
そう思ってまたウトウトし始めたときだった・・・
続く