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シングルベッドのはずが 6

2007-08-11

私の話をじっとしたまま聞いていた神村支配人・・・

「まさしく・・・その通りです。ここにあったお屋敷は、私の親戚なのです。おじさんが犠牲になりました・・・・・
描写が・・・描写がそのままなんですよ。
全身大やけど・・・大やけどと言っても、実際はもう手遅れだったんですが・・・
苦しがっていました。1日だけしか生きていられませんでしたが・・・
末後の水だけでもと思っていたようなのですが、それもかなわず亡くなったそうです。その後にここの土地は売りに出されました。けっこう大きな土地だったようで、そのあといくつかのお店や会社が買い取り、何かしらを建てたらしいのですが・・・みな上手くいかず人手に渡り・・・点々と。今はこのホテルのオーナーが買い取り、このホテルを建てたのですが・・・そうですか・・・・地鎮祭を・・・ちゃんとやるという約束だったんですが・・・確かに私がこのホテルに勤めてからも、おじさんは彷徨っているようです。何とかしてあげたかった・・・でもどうにも出来なかった。せめて私がここに勤めて、ささやかな供養をしてあげていました。ご覧になりますか?104号室を?」

「104号室を?ええ・・是非。」
「行きましょう・・・不思議ですね 井口さんは。普通ならこんな話を聞いて、この時間に104号室を見に行きましょうなんか言われたら、冗談じゃない!と思うはずなんですが・・・それを井口さんは・・・」

「僕には義務があるように感じるんですよ」
「義務・・・ですか?」
「そう・・・僕を頼ってきてくれたと思っていますから・・・」

「井口さんを待っていたのかも知れませんね・・・私もそう感じました。」

「見に行きましょう!104号室を」

「はい・・・お願いします。」
神村支配人の顔が、パッと明るさを取り戻した。 
               続く

Posted by kiyoman 23:30:58 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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