隣の部屋に入った・・・
「ここがご主人の部屋ですか・・・うっ・・なんだ この気は・・・」
私は妙に重たい空気を感じた。
瞬間的に私は部屋の中を見回した・・・
原因を探すために。
「桜井さん・・・この上には何があります?」
私が唐突に指さした場所は、本棚の上でした。
その本棚は高く、2メートルほどの高さがあったので、到底したからでは見えなかった・・・しかし 心の目には異様さが見えていた。
「井口さん・・・・」
隣で桜井さんが息をのみこむように言った。
「やはり分りますか?この上・・・」
「やっぱり何かあるんですね?」
私は そっとその本棚の上に手を伸ばした
その手に触れるものがあった。
それを下ろしてみた。
それは鉄でできたレリーフでした。
海軍の軍人さんをリアルに型どった・・・
裏を見てみると、名前が彫られていた。
「これはお知り合いのですか?」
私は桜井さんに聞いてみた。
「いえ・・・これもオーナーの置いて行ったものなんです・・・この本棚ごと。それもこのレリーフは、本棚の上の一番奥に、隠すように置いてあったんです。」
「隠すように?やっぱり・・・これがこの家に関係しているな・・・強い気を発している・・・」
続く