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  July/2008  

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きつね憑き 12

2007-11-11

3人の若者は、言ったとおりにドアを開けたと同時に両脇に速やかにどいた。

そのドアから部屋の中に入った私と阿黒さんが見たものは・・・

とても人間とは思えないほど釣り上った目と、異様なほど隆起し盛り上がった背中だった。

大きく右手を振っただけで、そこにあったであろう木枠が砕けた。

その部屋は使用用途の都合上、木枠の簡易な牢屋のような作りになっていたようだ。
しかし今の一撃で、その使用用途は用をたさなくなってしまったであろう。

砕け散る太めの木枠・・・

ガコーン!!音とともに大きな振動だった。

「大丈夫ですか!!」
ドアの外からあの3人が叫ぶ声がした。

「痛っ・・・・」
避けたつもりが、腕に木枠の一部の破片ががぶら下がっていた・・・

「大丈夫か?井口さん・・・ここはわしが!」

「いや・・・大丈夫です・・・痛いのは事実ですが・・・これくらいなら・・・痛っ!」

破片を取り払いながら言った。
「深くはなかったので大丈夫みたいです」

その頃お嬢さんの様変わりした姿のものは、木枠の外れた所から、外に出てくるところだった。

「面倒だな・・・外に出たら。」

私は阿黒さんに、お嬢さんの気を引いていてもらう事を依頼した。

「よし・・・分った。」
阿黒さんはそう言って一歩前に出た。
それに反応するようにお嬢さんが小黒さんに向きなおった。

阿黒さんも並の霊能者ではないので、お嬢さんも気を引きつけられた。

私はその時飛んで来て落ちていた木枠を拾っていた。

ごつい数珠を両手に、その両手を突き出して気を送っていた。

お嬢さんがその阿黒さんに向かって、苦悩の表情を浮かべながら、まさしく跳躍をしようとした瞬間だった。

私はその拾った木枠を、両手に持ってお嬢さんに投げつけた!

跳躍しようとしていた瞬間、その両足部分に木枠が激突した。

それと同時に私は一気に念気を集中して右手の手の平から送った!!
                続く

Posted by kiyoman 00:00:42 │Comments(0)TrackBack(0)

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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