pagetop

プロの占い師が集う[占いブログ]

>このブログのトップ

過去のお話を読みたい場合は

カテゴリーを細分化して、お話別に何とかまとめました。
読みたいお話別にすべて読む事が出来ますので、そちらからお探し下さい。

最新トラックバック

きつね憑き 13

2007-11-11

木枠がお嬢さんの足もとに激突したように見えたが、我々の想像を超えたスピードを持っていたようで、当たらなかったのだ。

「危ない!阿黒さん!!」

まっしぐらに阿黒さんに向かうきつね憑き。

「何のこれしき! 剛毅散開 仏法剛鎖 身仏の力を借りた鎖により、汝の体を縛りあげたまえ!破・・・・・・っ!」

止まった・・・少しだけ・・・

その時だった、ドアの外で言い争う声が聞こえた。

「駄目です!危険ですから!」
大かた今の凄い物音を聞いて、上から河野さんか、和服姿のお母さんか、もしくはあの眼光の鋭いお爺さんが、心配して降りてきたんだろうと思った。

「井口先生!阿黒先生!小百合です!!入れてください。」

「小百合殿だと?なぜここに・・・」

阿黒さんもキョトンとしている。
「その人を通して下さい。大丈夫ですから」

私の一言で3人はすんなり通してくれたらしい。

「お久しぶりです。井口先生。」
「君は・・・確か」
「はい!龍門小百合です。兄がお世話になりました。その後にもお助けいただきました。」

この龍門とは、以前私がクラブで霊障害を徐霊した時(足首を握りしめる手シリーズ)に、私のライバルとして登場した龍門氏の妹だった。

兄はキリスト教徒で、妹は巫女・・・
まったく変わった兄妹だ・・・

「私は兄より使えますよ。」
そう言ってにっこり笑った。そして

「この狐は神道系です。ですから阿黒さんの能力では一時的に動きを止める事は出来ても、抜き去る事は不可能です。私と井口さんのタイプ向きのはずです。」

「そのようだな・・・勉強してきたな?じゃあ、準備はいいかな?」

「はい!」
そう言って龍門小百合は後ろ手に回した手に、拍子木の長いものを2本取り出して、顔の前で交差させた。

「こえが私の道具です。」
「よし・・・それじゃあ 阿黒さんは真中で一歩下がった位置に・・・私は右側に・・・小百合さんは左側に・・・」

V字のような体形になった。

そうこうしている間に、もう一人現れた異質の能力に、きつね憑きの興奮が更にましたようだ・・・
               続く

Posted by kiyoman 02:56:41 │Comments(0)TrackBack(0)

名前
メール
URL
コメント

▲ページの先頭へ

言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!
最近のマイブーム:もりそば・・・

  August/2008  

S M T W T F S
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

Blog内検索

QRコード

QRCode