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きつね憑き 22

2007-11-22

「さあ・・・こんな漫画みたいな非現実的な時間を終わりにしましょう。二人とも静かに見ていてください。」

「お前も一緒に社に連れて行ってやる・・・。」

私は稲荷の言葉を無視して印を結び始めた。

「天上の光 我に充ち溢れん・・・神の卷属たりとも、この世にやり過ぎは認める訳にはいかない。静かに時の狭間に引き下がられよ!」

ふーっ ふーっ・・・・
私は口を尖らせて大きく息を吐きだした。
それを自分の右手の甲に吹きかけ、その手の平を 額の輝きとともに稲荷に強く押し出した。

「クッ・・・クッ・・・力が入らん!体がぼやけてくる・・・な・何をした・・・俺を何所にやる・・・そんな事が許されるのか?俺は・・・俺は 稲荷ぞ・・・クッ・・・お・おのれ・・・・・・・」

稲荷の体がぼやけて、足元からぶれ始めた・・・そして静かに消えて行った。

唐突に静寂が訪れた・・・

ガクッと膝から崩れさる私を、阿黒さんと龍門さんが、両脇から支えた。

「井口!その額。やけどをしたように皮が剝けているぞ・・・」

「本当だ・・・凄い・・・あの光った場所だ・・・早く冷さなきゃ!」
「うん・・・力が入らないから、上に上がりたいけど、2人の力を貸して下さい。」

3人はもつれるように上のリビングに上がった。

リビングには、胸をカマイタチで切り裂かれた若者が、治療を受けていた。
そして もう一人お嬢さんが気を失ったままソファーに横たわっていた。

               続く

Posted by kiyoman 23:52:32 │Comments(1)TrackBack(0)

Posted by あまね at 2007-11-23 01:29:22

あぁ;;
ご無事で何よりです。黙って待っていられないくらいですw

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言霊の伝言師

言霊の伝言師
名前 井口 清満
性別
自己紹介 霊関係の仕事に携わっていますが、中身はいたって普通の人間です。
どちらかというと、明るくてポジティブな人間です。
皆さんの期待しているような格好をしていませんし・・・笑
趣味 映画鑑賞
スポーツ
アート
出身地 東京都
居住地 東京都
好きな
食べ物
バナナ・あんみつ・お肉系・・・
ピーマンは大っ嫌いです!!

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